共通テスト(理科) 過去問
令和8年度(2026年度)本試験
問6 (物理基礎(第2問) 問2)
問題文
台車の直線運動についての実験に関する次の文章を読み、後の問いに答えよ。
Aさんは、磁石とスマートフォンの計測用アプリを使って、水平に置かれたレールの上をなめらかに動く台車(力学台車)の運動を調べようと考えた。実験に使う計測用アプリは、スマートフォンに内蔵されたセンサーを利用してセンサーの位置での磁場(磁界)の強さを瞬時に計測し、計測した磁場の強さの時間変化をグラフに表示する機能がある。センサーの位置が台車の中央と一致するようにスマートフォンを固定した。ただし、磁場が台車の運動に与える影響や、運動する台車とスマートフォンに生じる電磁誘導の影響は無視できるものとする。また、空気抵抗も無視できるものとする。
はじめに、N極をレール側に向けて、円形磁石(図1(a))をレールの近くに一つ設置した。図1(b)は実験装置を横から見た図、また、図1(c)は上から見た図を表している。レールに沿って、右向きを正の向きとしたx軸をとる。台車をレールの左端に置いて計測用アプリを起動した後、手で台車に力を加え、原点Oで手をはなした。
台車がレールの右端に到達したとき、図2(a)のようなピークと幅を持つグラフがスマートフォンの画面に表示されていた。グラフの横軸は計測を開始した時刻を0とした時刻、縦軸は磁場の強さを表している。また、台車を動かす速さを変えて同じ実験を行ったところ、図2(b)のグラフが表示された。
次に、図3のように、レールの近くに5個の同じ円形磁石を等間隔で設置した。円形磁石のN極はすべてレール側を向いている。円形磁石の位置をそれぞれx1、x2、x3、x4、x5とする。台車をレールの左端に置いて計測用アプリを起動した後、手で台車に力を加え、原点Oで手をはなした。
この実験で台車がレールの右端に到達したとき、スマートフォンに表示されるグラフとして最も適当なものを、次の選択肢のうちから一つ選べ。
Aさんは、磁石とスマートフォンの計測用アプリを使って、水平に置かれたレールの上をなめらかに動く台車(力学台車)の運動を調べようと考えた。実験に使う計測用アプリは、スマートフォンに内蔵されたセンサーを利用してセンサーの位置での磁場(磁界)の強さを瞬時に計測し、計測した磁場の強さの時間変化をグラフに表示する機能がある。センサーの位置が台車の中央と一致するようにスマートフォンを固定した。ただし、磁場が台車の運動に与える影響や、運動する台車とスマートフォンに生じる電磁誘導の影響は無視できるものとする。また、空気抵抗も無視できるものとする。
はじめに、N極をレール側に向けて、円形磁石(図1(a))をレールの近くに一つ設置した。図1(b)は実験装置を横から見た図、また、図1(c)は上から見た図を表している。レールに沿って、右向きを正の向きとしたx軸をとる。台車をレールの左端に置いて計測用アプリを起動した後、手で台車に力を加え、原点Oで手をはなした。
台車がレールの右端に到達したとき、図2(a)のようなピークと幅を持つグラフがスマートフォンの画面に表示されていた。グラフの横軸は計測を開始した時刻を0とした時刻、縦軸は磁場の強さを表している。また、台車を動かす速さを変えて同じ実験を行ったところ、図2(b)のグラフが表示された。
次に、図3のように、レールの近くに5個の同じ円形磁石を等間隔で設置した。円形磁石のN極はすべてレール側を向いている。円形磁石の位置をそれぞれx1、x2、x3、x4、x5とする。台車をレールの左端に置いて計測用アプリを起動した後、手で台車に力を加え、原点Oで手をはなした。
この実験で台車がレールの右端に到達したとき、スマートフォンに表示されるグラフとして最も適当なものを、次の選択肢のうちから一つ選べ。
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問題
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共通テスト(理科)試験 令和8年度(2026年度)本試験 問6(物理基礎(第2問) 問2) (訂正依頼・報告はこちら)
台車の直線運動についての実験に関する次の文章を読み、後の問いに答えよ。
Aさんは、磁石とスマートフォンの計測用アプリを使って、水平に置かれたレールの上をなめらかに動く台車(力学台車)の運動を調べようと考えた。実験に使う計測用アプリは、スマートフォンに内蔵されたセンサーを利用してセンサーの位置での磁場(磁界)の強さを瞬時に計測し、計測した磁場の強さの時間変化をグラフに表示する機能がある。センサーの位置が台車の中央と一致するようにスマートフォンを固定した。ただし、磁場が台車の運動に与える影響や、運動する台車とスマートフォンに生じる電磁誘導の影響は無視できるものとする。また、空気抵抗も無視できるものとする。
はじめに、N極をレール側に向けて、円形磁石(図1(a))をレールの近くに一つ設置した。図1(b)は実験装置を横から見た図、また、図1(c)は上から見た図を表している。レールに沿って、右向きを正の向きとしたx軸をとる。台車をレールの左端に置いて計測用アプリを起動した後、手で台車に力を加え、原点Oで手をはなした。
台車がレールの右端に到達したとき、図2(a)のようなピークと幅を持つグラフがスマートフォンの画面に表示されていた。グラフの横軸は計測を開始した時刻を0とした時刻、縦軸は磁場の強さを表している。また、台車を動かす速さを変えて同じ実験を行ったところ、図2(b)のグラフが表示された。
次に、図3のように、レールの近くに5個の同じ円形磁石を等間隔で設置した。円形磁石のN極はすべてレール側を向いている。円形磁石の位置をそれぞれx1、x2、x3、x4、x5とする。台車をレールの左端に置いて計測用アプリを起動した後、手で台車に力を加え、原点Oで手をはなした。
この実験で台車がレールの右端に到達したとき、スマートフォンに表示されるグラフとして最も適当なものを、次の選択肢のうちから一つ選べ。
Aさんは、磁石とスマートフォンの計測用アプリを使って、水平に置かれたレールの上をなめらかに動く台車(力学台車)の運動を調べようと考えた。実験に使う計測用アプリは、スマートフォンに内蔵されたセンサーを利用してセンサーの位置での磁場(磁界)の強さを瞬時に計測し、計測した磁場の強さの時間変化をグラフに表示する機能がある。センサーの位置が台車の中央と一致するようにスマートフォンを固定した。ただし、磁場が台車の運動に与える影響や、運動する台車とスマートフォンに生じる電磁誘導の影響は無視できるものとする。また、空気抵抗も無視できるものとする。
はじめに、N極をレール側に向けて、円形磁石(図1(a))をレールの近くに一つ設置した。図1(b)は実験装置を横から見た図、また、図1(c)は上から見た図を表している。レールに沿って、右向きを正の向きとしたx軸をとる。台車をレールの左端に置いて計測用アプリを起動した後、手で台車に力を加え、原点Oで手をはなした。
台車がレールの右端に到達したとき、図2(a)のようなピークと幅を持つグラフがスマートフォンの画面に表示されていた。グラフの横軸は計測を開始した時刻を0とした時刻、縦軸は磁場の強さを表している。また、台車を動かす速さを変えて同じ実験を行ったところ、図2(b)のグラフが表示された。
次に、図3のように、レールの近くに5個の同じ円形磁石を等間隔で設置した。円形磁石のN極はすべてレール側を向いている。円形磁石の位置をそれぞれx1、x2、x3、x4、x5とする。台車をレールの左端に置いて計測用アプリを起動した後、手で台車に力を加え、原点Oで手をはなした。
この実験で台車がレールの右端に到達したとき、スマートフォンに表示されるグラフとして最も適当なものを、次の選択肢のうちから一つ選べ。
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この過去問の解説 (2件)
01
5つの磁石は等間隔に並んでいます。
また、台車は水平面を等速直線運動していると考えられるので、5つの磁石を通り過ぎるときの速度は一定といえます。
よって、磁場のピークが等間隔に観測される以下のグラフが正解です。
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02
正しいのは、5つのピークがほぼ同じ高さ・同じ幅で、時間方向にも等間隔に並んでいるグラフです。
台車は原点Oで手をはなされた後、レール上を進みます。この問題では、磁場が台車の運動に与える影響や空気抵抗を無視するとされています。また、レール上をなめらかに動くので、手をはなした後の台車には進行方向の力がほとんどはたらきません。
そのため、台車は一定の速さで進む等速直線運動をします。
さらに、5個の磁石は同じもので等間隔に置かれているので、磁石を通過する時間の間隔も、各ピークの幅も同じになります。
このグラフが適当です。
原点Oで手をはなした後は、台車の運動を変化させる水平方向の力を考えないので、台車は一定の速さで進みます。
また、5個の磁石は同じもので、同じ向きに、等間隔で設置されています。
そのため、
・同じ磁石なので、磁石の真横を通過したときのピークの高さは同じになります。
・台車の速さが一定なので、磁石の近くを通過する時間も同じになり、ピークの幅は同じになります。
・磁石が等間隔で、台車の速さも一定なので、ピークどうしの時間間隔も同じになります。
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