大学入学共通テスト(理科) 過去問
解説あり

試験最新情報

令和8年度(2026年度)大学入学共通テスト 試験日
2026年1月17日(土) ~ 1月18日(日)

試験日まで、10

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大学入学共通テスト(理科)について

大学入学共通テストについて

大学入学共通テストは、国公立大学を中心に、多くの大学の入試で共通に使われる全国規模の試験です。
2021年度から「センター試験」に代わって実施されており、知識の暗記だけでなく、思考力・判断力・表現力も重視されるようになりました。

大学入学共通テスト(理科)について

理科は、出題科目が5つあり、「物理基礎/化学基礎/生物基礎/地学基礎(1つの出題科目)」、物理、化学、生物、地学から選択します。高校までに学んだ理科の基礎力、データを読み取って考察する力、実験や探究活動を通して「なぜだろう?」と考える力をチェックします。文部科学省・大学入試センターの問題作成方針でも、「深い理解」「探究的に学ぶ過程」を重視すると明記されています。

理科の出題科目について

基礎科目

「物理基礎/化学基礎/生物基礎/地学基礎」は、1つの出題科目の中に4つの範囲が入っていて、

物理基礎・化学基礎・生物基礎・地学基礎の4つのうち2分野を選んで解答

配点は1分野50点、合計100点

 

発展科目

「物理」「化学」「生物」「地学」は、それぞれ100点満点の1科目です。

 

※理科全体としては、5科目のうち最大2科目まで選択可能

1科目だけ受ける場合:試験時間60分・100点満点

2科目受ける場合:試験時間130分(うち解答時間120分)・200点満点

勉強方法

共通テスト理科の特徴

共通テストの理科は、どの科目でもだいたい次のような傾向があります。

・ 問題文が長い(会話文・実験の説明・グラフなど)

・ グラフ・表・実験結果を読んで考える問題が多い

・ いきなり難しい計算よりも、「条件整理」が大事

・ 用語丸暗記よりも、「なぜそうなるか」の理解が問われる

なので、
「問題集をひたすら解くだけ」よりも、

・ 基本知識・公式をきちんと理解する

・ グラフや実験問題に慣れる

・ 本番形式の問題で時間感覚をつかむ

という順番で考えると勉強しやすいです。

科目別の勉強方法

物理

図をていねいに書く習慣が命

公式は「丸暗記」ではなく、「どの状況で使うか」をセットで覚える

単位(N, J, Wなど)を意識すると、式のチェックに使えて便利

おすすめ練習

設問を読む前に、自分で力の向きや電流の向きを図に落とし込む

「何を求めたいか」「与えられている量は何か」を日本語で書き出してから式を立てる

 

化学

無機・有機・理論をバランスよく

理論化学(モル計算・濃度・酸塩基など)は、基本問題を何度も回すと得点源になりやすい

図やグラフ(溶解度曲線・滴定曲線など)に慣れておくと有利

おすすめ練習

よく出る反応式を「なぜそうなるか」とセットで理解する

モル計算は、途中式を省略しない練習を最初にしておく

 

生物

用語暗記だけでなく、「流れ」を意識すると一気に分かりやすくなる

代謝の流れ

遺伝情報の流れ(DNA→RNA→タンパク質)など

グラフ・表を読み取る問題がかなり多いので、「縦軸と横軸は何か」「増えているのか減っているのか」をサッと把握する練習が大事

おすすめ練習

教科書の図を何も見ずに「自分で描きなおす」練習をしてみる

実験問題では、「対照群は何のためにいるか」をいつも意識する

 

地学

地震・火山・気象・天文など、内容が多岐にわたるので、最初に「どの分野が自分に合いそうか」をざっくり確認する

図やグラフ(天気図・気温変化・地震波など)が多いので、パターンをつかむのが大事

おすすめ練習

天気図や地震のP波・S波のグラフを見て、「何を読み取る問題が多いのか」を早めに慣れておく

数字が出てくるところ(マグニチュード・気圧・距離など)は、簡単な計算に慣れておく

 

理科基礎(物理基礎・化学基礎・生物基礎・地学基礎)

範囲自体は発展科目より狭いが、「広く浅く」問われる

用語の意味と、代表的な現象・グラフをセットで押さえるのがポイント

「2分野選択」になるので、得意な2つを早めに決めておくと勉強しやすい

試験の概要

試験会場

大学入学共通テストの試験会場は、高校卒業見込みの者(通信制は除く)は在籍する学校が所在する試験地区内の試験場が指定され、それ以外の者は登録された現住所の試験地区内の試験場が指定されます。
試験会場は、大学・高校・予備校などの教育機関が主に利用されます。

試験日時

大学入学共通テストは、毎年1月中旬に2日間にわたって行われます。

令和7年度は、本試験が2025年1月18日(土)と19日(日)、追・再試験が1月25日・26日に実施されました。

試験科目

2025年度からの共通テストでは、新しい学習指導要領に基づき、試験科目が再編され、7教科(国語、地理歴史、公民、数学、理科、外国語、情報)21科目です。

試験科目一覧(令和7年度版)

教科試験科目
国語国語
地理歴史地理総合・地理探究
 歴史総合・日本史探究
 歴史総合・世界史探究
公民公共・倫理
 公共・政治・経済
数学数学I・数学A
 数学II・数学B・数学C
理科①(基礎科目)物理基礎・化学基礎・生物基礎・地学基礎(この中から2科目選択)
理科②(発展科目)物理・化学・生物・地学
外国語英語(リーディング・リスニング)
 ドイツ語・フランス語・中国語・韓国語
情報情報Ⅰ(2025年度から新設)

 

受験手数料

3教科以上:18,000円(税込)

2教科以下:12,000円(税込)

受験資格

大学入学共通テストは、

高校卒業(見込み)または高卒認定合格(予定)または高卒と同等の学力があると認められる人

であれば、誰でも受験が可能です。

出題方法

すべての科目がマークシート方式(選択肢式)で出題されます。

受験申請

令和8年度(2026年度)大学入学共通テストからは、原則としてオンライン出願(Web出願)です。

出願、訂正、受験票の取得、成績閲覧などは出願サイトのマイページで実施します。

大学入試センターが運用する「出願ポータルサイト」を通じて手続きします。

詳細は大学入試センターの公式サイトで確認しましょう。

https://www.dnc.ac.jp/

受験申請期間

例年9月ごろに始まります(令和8年度は9月中旬から案内開始)。

詳細は大学入試センターの公式サイトを確認しましょう。

受験票の交付

受験票は 12 月上旬から、マイページ上で志願者が各自で取得します。

受験票は、A4サイズの白色の用紙に印刷し、必ず試験当日に持参する必要があります。

詳細は大学入試センターの公式サイトで確認しましょう。

実施結果

志願者数・受験者数の推移

大学入学共通テスト 志願者数・受験者数の推移(全体)

年度西暦換算志願者数受験者数受験率
令和3年度2021年度入試535,245人484,114人90.45%
令和4年度2022年度入試530,367人488,383人92.08%
令和5年度2023年度入試512,581人474,051人92.48%
令和6年度2024年度入試491,914人457,608人93.03%
令和7年度2025年度入試495,171人462,066人93.31%

理科の平均点の推移

1. 理科基礎(物理基礎・化学基礎・生物基礎・地学基礎)

※すべて50点満点(本試験・確定値)

年度物理基礎化学基礎生物基礎地学基礎
2021(令和3)37.5524.6529.1733.52
2022(令和4)30.4027.7323.9035.47
2023(令和5)28.1929.4224.6635.03
2024(令和6)28.7227.3131.5735.56
2025(令和7)24.7827.0031.3934.49

 

2. 理科②(物理・化学・生物・地学)

※すべて100点満点(本試験・確定値)

年度物理化学生物地学
2021(令和3)62.3657.5972.6446.65
2022(令和4)60.7247.6348.8152.72
2023(令和5)63.3954.0148.4649.85
2024(令和6)62.9754.7754.8256.62
2025(令和7)58.9645.3452.2141.64

※2023年度は理科②の一部科目(化学・生物)で得点調整が行われており、表の数値は調整後の最終平均点です。

共通テスト理科の平均点は、難易度の変化がかなりはっきり出ています。

平均点の推移を眺めると、「この科目は毎年そこそこ難しい」「この科目は年度によってブレが大きい」といった性格が見えてきますので、それに応じた対策が必要です。

例えば:

物理を選ぶなら
→ グラフからわかるように「毎年60点前後」が多いので、教科書レベル+過去問をしっかりやれば、安定して6〜7割を狙いやすい科目です。

化学・生物を選ぶなら
→ 難化した年でも戦えるように、「基本問題だけでなく、やや重めの思考問題」にも慣れておくと安心です。年度ごとの平均点のブレが大きいので、難しい年に当たってもビビらないメンタルも大事です。