共通テスト(理科) 過去問
令和6年度(2024年度)追・再試験
問1 (物理基礎(第1問) 問1)

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問題

共通テスト(理科)試験 令和6年度(2024年度)追・再試験 問1(物理基礎(第1問) 問1) (訂正依頼・報告はこちら)

次の文章中の空欄( ア )・( イ )に入れる語の組合せとして最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
容器に入れた水を冷却し続けながら、その温度を測定した。温度は下がり続けた後、一定時間だけ変化せず、その後、再び低下した。温度が変化しなかった間は、液体から固体への状態変化に伴って、水が熱を( ア )していたと考えられる。物質のこのような状態変化に伴って出入りする熱を( イ )と呼ぶ。
  • ア:放出  イ:潜熱
  • ア:放出  イ:比熱
  • ア:吸収  イ:潜熱
  • ア:吸収  イ:比熱

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この過去問の解説 (2件)

01

解答 ア:放出  イ:潜熱

 

解説

アの解説

液体から固体への状態変化に伴う熱について問う問題です。

冷却に伴う状態変化では熱は放出されます。

よって水が熱を放出していたと考えられます。

 

イの解説

熱に関する用語を理解しているかを問う問題です。

物質の状態変化に伴って出入りする熱を潜熱(せんねつ)と呼び、

これが正解となります。

なお、「比熱」は「1gの物質を1Kだけ上昇させるのに必要な熱量」

であり、平易には温まりにくさを表す量であるため、

この問題の解答としては不適切です。

 

【参考】

潜熱の対義語(温度変化に伴う熱)のことは顕熱(けんねつ)と呼びます。

選択肢1. ア:放出  イ:潜熱

この選択肢が正解となります。

まとめ

「潜熱」「比熱」といった用語の意味を説明できるようにしておきましょう。

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02

この問題で覚えておくべきポイントは次のものです。状態変化に伴う熱が吸収・放出のどちらなのかです。では、問題を見てみましょう。

 

まず、(ア)についてです。一般に「気体→液体」、「気体→固体」、「液体→固体」のように冷却によって生じる状態変化においては、熱が放出されます。逆に、加熱によって生じる状態変化では熱が吸収されます。これらは分子間の結合の変化に熱が利用されるためです。加熱する際は、分子間の結合を切断するために熱が利用され、冷却する場合はその逆となります。

 

次に(イ)についてです。物体を加熱したり冷却したりする際に、温度変化に用いられる熱を顕熱といい、状態変化に用いられる熱を潜熱と言います。簡単に言うと、温度計で測ることができる熱が顕熱、できないのが顕熱です。また、比熱とは物体の温まりやすさを表す指標です。1gのものを1Kだけ温度上昇させるのに必要な熱量を表します。

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