共通テスト(理科) 過去問
令和6年度(2024年度)追・再試験
問74 (物理(第1問) 問4)

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問題

共通テスト(理科)試験 令和6年度(2024年度)追・再試験 問74(物理(第1問) 問4) (訂正依頼・報告はこちら)

図7のように、2本の同じ長さの軽い糸のそれぞれの一端に正の電気量を与えた小球を付け、糸の他端を天井に取り付けたところ、2本の糸が90°の角度を保って静止した。糸は伸びず、電気を通さないものとする。
この状態で、時刻t=0に2本の糸を天井から同時に切り離すと、二つの小球は落下を始めた。図7の水平右向きにx軸、鉛直下向きにy軸をとる。小球の運動はこのxy平面内で起きるものとする。右側の小球の速度のx成分vxおよびy成分vyの時間変化を表すグラフとして最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。ただし、空気および磁場(磁界)の影響は無視できるものとする。
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この過去問の解説 (1件)

01

解答(以下の図を参照)

以下の3点を満たすグラフ

・両者の原点付近の傾きは等しい

・vx: 緩やかに増加する

・vy:直線的に増加する

 

解説

まず切り離す前の状態について考えます。

力の釣り合いより、

(重力の大きさ)=(糸の張力のy成分の大きさ)

(クーロン力の大きさ)=(糸の張力のx成分の大きさ)

であり、糸の角度の情報から

(糸の張力のx成分の大きさ)=(糸の張力のy成分の大きさ)

とわかるので、切り離すまでは重力の大きさと

クーロン力の大きさが等しいことがわかります。

よって切り離した直後の加速度の大きさはx,y方向どちらも等しく、

v-tグラフの原点の傾きは一致します。

 

切り離した後について考えます。

鉛直方向(y軸方向)については、重力のみがかかっており、

等加速度直線運動し、v-tグラフの傾きは一定です。

よってvyは直線のグラフとなります。

 

一方、水平方向(x軸方向)については、

クーロン力により右側の小球は右方向に力を受け、

x軸の正の向きに加速されます。

ただし、クーロン力は距離が離れるほど弱まるので、

加速度の大きさはだんだん小さくなっていき、

v-tグラフの傾きはだんだん緩やかになります。

 

以上と整合する選択肢が正解となります。

選択肢2. 解答選択肢の画像

誤答選択肢です。

「vx: 緩やかに増加する vy:直線的に増加する」

を満たしてはいますが、

vxの原点における傾きがvyより大きい点が不適切です。

選択肢4. 解答選択肢の画像

この選択肢が正解となります。

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