共通テスト(理科) 過去問
令和7年度(2025年度)本試験
問149 (生物(第5問) 問5)
問題文
果実はふつう植物体の地上部に形成されるが、一部の植物種では地中に果実が形成される。ラッカセイでは、図3に示すように、花は地上で咲くが、果実は地中に形成される。これは、受粉後に(c)子房がついている柄(へい)の部分(以下、子房柄(しぼうへい))が正の重力屈性を示しながら著しく伸長し、子房を土の中に潜り込ませるためである。
ラッカセイの茎は、ふつうの植物の茎と同様に負の重力屈性を示す。下線部(c)に関連して、子房柄における重力屈性の仕組みが茎の重力屈性の仕組みとどのように異なっていると考えたら、子房柄の正の重力屈性を説明できるか。
次の考察のキ・クに入る語句の組合せとして最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
考察
一般に茎を水平にすると、上になった側に比べて下になった側のオーキシンの濃度が( キ )なり、その結果、上側の細胞に比べて下側の細胞の伸長速度が( ク )なって、負の重力屈性を引き起こすことが知られている。
一方、ラッカセイの子房柄を水平にすると、オーキシンの分布が一般的な茎と異なり、下側に比べて上側のオーキシン濃度が( キ )なると考えれば、正の重力屈性を説明できる。これとは別の可能性として、オーキシンの相対的な分布が一般的な茎と同じ場合でも、子房柄のオーキシンの濃度が全体に茎より( ケ )と考えれば、正の重力屈性を説明できる。あるいは、子房柄のオーキシンに対する感受性が茎より( コ )と考えても、正の重力屈性の説明が可能である。
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問題
共通テスト(理科)試験 令和7年度(2025年度)本試験 問149(生物(第5問) 問5) (訂正依頼・報告はこちら)
果実はふつう植物体の地上部に形成されるが、一部の植物種では地中に果実が形成される。ラッカセイでは、図3に示すように、花は地上で咲くが、果実は地中に形成される。これは、受粉後に(c)子房がついている柄(へい)の部分(以下、子房柄(しぼうへい))が正の重力屈性を示しながら著しく伸長し、子房を土の中に潜り込ませるためである。
ラッカセイの茎は、ふつうの植物の茎と同様に負の重力屈性を示す。下線部(c)に関連して、子房柄における重力屈性の仕組みが茎の重力屈性の仕組みとどのように異なっていると考えたら、子房柄の正の重力屈性を説明できるか。
次の考察のキ・クに入る語句の組合せとして最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
考察
一般に茎を水平にすると、上になった側に比べて下になった側のオーキシンの濃度が( キ )なり、その結果、上側の細胞に比べて下側の細胞の伸長速度が( ク )なって、負の重力屈性を引き起こすことが知られている。
一方、ラッカセイの子房柄を水平にすると、オーキシンの分布が一般的な茎と異なり、下側に比べて上側のオーキシン濃度が( キ )なると考えれば、正の重力屈性を説明できる。これとは別の可能性として、オーキシンの相対的な分布が一般的な茎と同じ場合でも、子房柄のオーキシンの濃度が全体に茎より( ケ )と考えれば、正の重力屈性を説明できる。あるいは、子房柄のオーキシンに対する感受性が茎より( コ )と考えても、正の重力屈性の説明が可能である。
- キ:高く ク:大きく
- キ:高く ク:小さく
- キ:低く ク:大きく
- キ:低く ク:小さく
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この過去問の解説 (1件)
01
この問題のポイントは、一般的な茎とラッカセイの子房柄を比較し、重力屈性に仕組みをオーキシンの濃度と感受性の観点から考察することです。
キ:茎を水平に置くと、重力の影響で下側のオーキシン濃度が上側よりも高くなります。
したがって、キには「高く」が入ります。
ク:オーキシン濃度が高くなることで、茎の細胞の成功が促進されます。
そのため、下側の細胞の伸長速度が上側よりも大きくなります。
したがって、クには「大きく」が入ります。
キ:高く ク:大きく
正解です。
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