共通テスト(理科) 過去問
令和7年度(2025年度)追・再試験
問19 (化学基礎(第1問) 問4)

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問題

共通テスト(理科)試験 令和7年度(2025年度)追・再試験 問19(化学基礎(第1問) 問4) (訂正依頼・報告はこちら)

次の問いに答えよ。
必要があれば、原子量は次の値を使うこと。
H 1.0 He 4.0 C 12 N 14
O 16 Ne 20 Ca 40

メタンCH4に関する記述として誤りを含むものはどれか。最も適当なものを、次のうちから一つ選べ。
  • 常温・常圧で空気より密度が大きい。
  • 天然ガスの成分である。
  • 無臭である。
  • 完全燃焼させると、石灰水を白く濁らせる気体が発生する。

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この過去問の解説 (3件)

01

この問題では、メタンCH4について述べて文章のうち、誤っているものを1つ選びます。

 

まず、メタンの基本事項は次の3点です。

・メタンは、天然ガスの主成分の1つである。

・メタンは、無色・無臭の気体である。

・メタンを完全燃焼させると、二酸化炭素CO2と水H2Oが生じる。

 

選択肢1. 常温・常圧で空気より密度が大きい。

まず、メタンCH4の分子量を計算しましょう。

炭素Cの原子量は12、水素Hの原子量は1.0なので、

12+1.0×4=16

したがって、メタンの分子量は16です。

一方、空気の平均分子量は約29です。

気体を同じ温度・圧力で比べると、基本的には分子量が小さい気体ほど密度が小さくなります。

メタン:16

空気:約29

なので、メタンの方が空気より軽い気体となります。

よって、この選択肢の「空気より密度が大きい」という点が誤りとなります。

選択肢2. 天然ガスの成分である。

メタンCH4は、天然ガスに含まれる代表的な成分です。

したがって、

メタン→天然ガスの成分となります。

よって、この選択肢は適当と言えます。

選択肢3. 無臭である。

純粋なメタンは無色・無臭の気体です。

よって、この選択肢は適当と言えます。

選択肢4. 完全燃焼させると、石灰水を白く濁らせる気体が発生する。

メタンCH4を完全燃焼させると、二酸化炭素CO2と水H2Oが出来ます。

二酸化炭素を石灰水に通すと、石灰水が白く濁ります

よって、この選択肢は適当と言えます。

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02

メタンCH4に関する問題です。

選択肢1. 常温・常圧で空気より密度が大きい。

これは誤りです。

メタンCH4の分子量は16で、空気の平均分子量は約29です。

気体分子の常温・常圧での1molの体積は22.4Lと同じなので、メタンCH4の密度は空気よりも小さいです。

選択肢2. 天然ガスの成分である。

これは正しいです。

メタンCH4は天然ガスの主成分です。

選択肢3. 無臭である。

これは正しいです。

メタンCH4は無味無臭で可燃性のガスであるため、取り扱いには注意が必要です。

選択肢4. 完全燃焼させると、石灰水を白く濁らせる気体が発生する。

これは正しいです。

メタンCH4を完全燃焼させると二酸化炭素CO2を発生します。

石灰水(水酸化カルシウム水溶液)に二酸化炭素を加えると、炭酸カルシウムを発生して白く濁ります。

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03

メタンCH4に関する基本的な問題です。

選択肢1. 常温・常圧で空気より密度が大きい。

誤り

 

CH4の分子量が16であるのに対し、空気の見かけの分子量は28.8です。

気体の密度は同温・同圧下において分子量に比例するので、空気の方が密度が大きくなります。

選択肢2. 天然ガスの成分である。

正しい

 

CH4は天然ガスの主成分です。

選択肢3. 無臭である。

正しい

 

CH4は無色・無臭の可燃性気体です。

 

選択肢4. 完全燃焼させると、石灰水を白く濁らせる気体が発生する。

正しい

 

CH4+2O2→CO2+2H2O

 

この時に発生したCO2が石灰水を白濁させます。

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