共通テスト(理科) 過去問
令和7年度(2025年度)追・再試験
問94 (化学(第1問) 問5)

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問題

共通テスト(理科)試験 令和7年度(2025年度)追・再試験 問94(化学(第1問) 問5) (訂正依頼・報告はこちら)

水溶液の濃度および凝固点降下に関する次の問いに答えよ。

b  ある希薄な塩化ナトリウムNaCl水溶液の凝固点降下度(凝固点降下の大きさ)が0.052Kであった。同じ質量モル濃度の硫酸ナトリウムNa2SO4水溶液の凝固点降下度は何Kか。最も適当な数値を、次のうちから一つ選べ。ただし、電解質は水溶液中で完全に電離しているものとする。
  • 0.026
  • 0.052
  • 0.078
  • 0.104

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この過去問の解説 (2件)

01

凝固点降下とは、液体が固体に状態変化する時に溶質によって阻害されて凝固点が純物質のときよりも下がる現象です。

凝固点降下は物質の種類によらず、溶媒中の粒子数に比例します。塩化ナトリウムNaClは水溶液中では電離してNa+とCl-として存在しているため粒子数は2個です。同様に、硫酸ナトリウムNa2SO4も水溶液中ではNa+とSO42-として存在しているため、粒子数は3個です。

NaClの凝固点降下度は0.052Kなので、3/2倍すると、0.052×3/2=0.078Kとなります。

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02

塩化ナトリウムNaClおよび硫酸ナトリウムNa2SO4は、水溶液中で次のように電離します。

 

NaCl→Na++Cl-

Na2SO4→2Na++SO42-

 

NaCl水溶液とNa2SO4水溶液の質量モル濃度をx(mol/kg)とすると、溶質粒子の総質量モル濃度は

 

NaCl水溶液:2x(mol/kg)

Na2SO4水溶液:3x(mol/kg)

 

凝固点降下度は溶質粒子の総質量モル濃度に比例するので、Na2SO4水溶液の凝固点降下度をΔt(K)とすると

 

0.052:Δt(K)=2x(mol/kg):3x(mol/kg)

 

これより、Δt=0.078K

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