共通テスト(理科) 過去問
令和8年度(2026年度)本試験
問9 (物理基礎(第3問) 問1)

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

共通テスト(理科)試験 令和8年度(2026年度)本試験 問9(物理基礎(第3問) 問1) (訂正依頼・報告はこちら)

次の文章を読み、後の問いに答えよ。

A  大気圧の下での物質の加熱と冷却について考えてみよう。

次の文章中の空欄( ア )・( イ )に入れる語句の組合せとして最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。

同じ質量の水となたね油を同じように加熱するとき、温度上昇は水の方が遅い。これは、なたね油と比較して水の比熱(比熱容量)が( ア )、温まりにくいためである。また、水の温度が沸点に到達すると水は沸騰する。水が水蒸気になるには蒸発熱が必要であり、沸騰が始まってからも加熱を続けるとき、水がなくなるまでの間、水の温度は( イ )。
  • ア:小さく  イ:下がり続ける
  • ア:小さく  イ:一定となる
  • ア:小さく  イ:上がり続ける
  • ア:大きく  イ:下がり続ける
  • ア:大きく  イ:一定となる
  • ア:大きく  イ:上がり続ける

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (2件)

01

熱量(熱エネルギー)と状態変化についてまとめておきましょう。


《温度変化とエネルギーの式》
Q(熱量)=m(質量)×c(比熱)×T(温度変化)

※比熱:1gの物質の温度を1℃上昇させるために必要な熱量。
   比熱が大きいほど温まりにくく、冷めにくい。
   例)水 約4.2 J/g・K
 

※熱容量(C):m(質量)×c(比熱)

 

《状態変化とエネルギー》
・熱エネルギーは温度変化または状態変化に使われる。
・状態変化中は温度は変化しない(エネルギーは状態変化にのみ使用される)。

 

以上を参考に問題文の穴埋めをします。※問題文の一部を省略しています。

 

なたね油と比較して水の比熱(比熱容量)が( ア:大きく )、温まりにくい。また、水が沸騰が始まってからも加熱を続けるとき、水がなくなるまでの間、水の温度は( イ:一定となる )。

 

したがって正解は、ア:大きく  イ:一定となる です。

まとめ

《温度変化とエネルギーの式》
Q(熱量 J)=m(質量 g)×c(比熱 J/g・K)×T(温度変化 K)

※比熱:1gの物質の温度を1℃上昇させるために必要な熱量。
   比熱が大きいほど温まりにくく、冷めにくい。

※熱容量(C):m(質量)×c(比熱)

 

《状態変化とエネルギー》
・熱エネルギーは温度変化または状態変化に使われる。
・状態変化中は温度は変化しない。

参考になった数0

02

正しい組合せは、ア:大きく、イ:一定となるです。

 

同じ質量の物質に同じ量の熱を加えた場合、比熱が大きい物質ほど温度が上がりにくくなります。

水はなたね油より比熱が大きいため、同じように加熱しても水の方が温度上昇は遅くなります。

また、大気圧の下で水が沸点に達して沸騰している間は、加えられた熱が水を水蒸気に変えるために使われます。

そのため、水が残っている間は温度が一定になります。

まとめ

比熱は、物質の温まりにくさを表す値と考えると分かりやすいです。

水はなたね油より比熱が大きいため、同じ質量を同じように加熱しても、水の方が温度はゆっくり上がります。

また、水が沸点に達して沸騰を始めると、その後に加えられた熱は主に水を水蒸気へ変えるために使われます。そのため、水が残っている間は温度がほぼ一定に保たれます。

参考になった数0