共通テスト(理科) 過去問
令和8年度(2026年度)本試験
問89 (化学(第1問) 問5(b))
問題文
「アルコールロケット」の実験に関する次の文章を読み、後の問いに答えよ。気体は、実在気体とことわりがない限り、理想気体とみなせるものとする。
「アルコールロケット」の実験では、上面を切り取ったスチール缶にプラスチック製のカップをかぶせた容器内にエタノールC2H5OHを入れる(図2、ア)。その後、容器内でエタノールが蒸発してから、火花で点火して起こるエタノールの燃焼反応を利用してカップを飛ばす(図2、イ)。
なお、容器の内部は、エタノールを入れる前には大気圧1.0✕105Paの空気で満たされており、その体積は249mLであるとする。
b 27℃の空気で満たされているアルコールロケットの容器に、前問で求めた量の液体のエタノールを加えてから、点火して燃焼反応を起こさせる。その結果、容器内部の圧力が上昇してカップが吹き飛ばされる。カップが飛ぶ直前に、内部の気体の温度が3600Kになるとすれば、そのときの容器内部の気体の圧力は大気圧の何倍になるか。最も適当な数値を、次の選択肢のうちから一つ選べ。
なお、エタノールが完全燃焼すると、容器内部はN2や、aの式(1)に従って生成した気体の二酸化炭素CO2と水蒸気H2Oで満たされ、気体の物質量の総和はエタノールを入れる前の1.13倍に増加する。この過程は瞬時に起こるので、スチール缶やカップに気体からの熱はほとんど伝わらない。また、燃焼の前後で容器内部の体積は変化せず、液体のエタノールを加えても容器内の空気量は変化しないものとする。
「アルコールロケット」の実験では、上面を切り取ったスチール缶にプラスチック製のカップをかぶせた容器内にエタノールC2H5OHを入れる(図2、ア)。その後、容器内でエタノールが蒸発してから、火花で点火して起こるエタノールの燃焼反応を利用してカップを飛ばす(図2、イ)。
なお、容器の内部は、エタノールを入れる前には大気圧1.0✕105Paの空気で満たされており、その体積は249mLであるとする。
b 27℃の空気で満たされているアルコールロケットの容器に、前問で求めた量の液体のエタノールを加えてから、点火して燃焼反応を起こさせる。その結果、容器内部の圧力が上昇してカップが吹き飛ばされる。カップが飛ぶ直前に、内部の気体の温度が3600Kになるとすれば、そのときの容器内部の気体の圧力は大気圧の何倍になるか。最も適当な数値を、次の選択肢のうちから一つ選べ。
なお、エタノールが完全燃焼すると、容器内部はN2や、aの式(1)に従って生成した気体の二酸化炭素CO2と水蒸気H2Oで満たされ、気体の物質量の総和はエタノールを入れる前の1.13倍に増加する。この過程は瞬時に起こるので、スチール缶やカップに気体からの熱はほとんど伝わらない。また、燃焼の前後で容器内部の体積は変化せず、液体のエタノールを加えても容器内の空気量は変化しないものとする。
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問題
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共通テスト(理科)試験 令和8年度(2026年度)本試験 問89(化学(第1問) 問5(b)) (訂正依頼・報告はこちら)
「アルコールロケット」の実験に関する次の文章を読み、後の問いに答えよ。気体は、実在気体とことわりがない限り、理想気体とみなせるものとする。
「アルコールロケット」の実験では、上面を切り取ったスチール缶にプラスチック製のカップをかぶせた容器内にエタノールC2H5OHを入れる(図2、ア)。その後、容器内でエタノールが蒸発してから、火花で点火して起こるエタノールの燃焼反応を利用してカップを飛ばす(図2、イ)。
なお、容器の内部は、エタノールを入れる前には大気圧1.0✕105Paの空気で満たされており、その体積は249mLであるとする。
b 27℃の空気で満たされているアルコールロケットの容器に、前問で求めた量の液体のエタノールを加えてから、点火して燃焼反応を起こさせる。その結果、容器内部の圧力が上昇してカップが吹き飛ばされる。カップが飛ぶ直前に、内部の気体の温度が3600Kになるとすれば、そのときの容器内部の気体の圧力は大気圧の何倍になるか。最も適当な数値を、次の選択肢のうちから一つ選べ。
なお、エタノールが完全燃焼すると、容器内部はN2や、aの式(1)に従って生成した気体の二酸化炭素CO2と水蒸気H2Oで満たされ、気体の物質量の総和はエタノールを入れる前の1.13倍に増加する。この過程は瞬時に起こるので、スチール缶やカップに気体からの熱はほとんど伝わらない。また、燃焼の前後で容器内部の体積は変化せず、液体のエタノールを加えても容器内の空気量は変化しないものとする。
「アルコールロケット」の実験では、上面を切り取ったスチール缶にプラスチック製のカップをかぶせた容器内にエタノールC2H5OHを入れる(図2、ア)。その後、容器内でエタノールが蒸発してから、火花で点火して起こるエタノールの燃焼反応を利用してカップを飛ばす(図2、イ)。
なお、容器の内部は、エタノールを入れる前には大気圧1.0✕105Paの空気で満たされており、その体積は249mLであるとする。
b 27℃の空気で満たされているアルコールロケットの容器に、前問で求めた量の液体のエタノールを加えてから、点火して燃焼反応を起こさせる。その結果、容器内部の圧力が上昇してカップが吹き飛ばされる。カップが飛ぶ直前に、内部の気体の温度が3600Kになるとすれば、そのときの容器内部の気体の圧力は大気圧の何倍になるか。最も適当な数値を、次の選択肢のうちから一つ選べ。
なお、エタノールが完全燃焼すると、容器内部はN2や、aの式(1)に従って生成した気体の二酸化炭素CO2と水蒸気H2Oで満たされ、気体の物質量の総和はエタノールを入れる前の1.13倍に増加する。この過程は瞬時に起こるので、スチール缶やカップに気体からの熱はほとんど伝わらない。また、燃焼の前後で容器内部の体積は変化せず、液体のエタノールを加えても容器内の空気量は変化しないものとする。
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この過去問の解説 (1件)
01
燃焼前の状態方程式をP0V0=n0RT0とすると、
燃焼後の温度T1は300Kから3600Kになるので、T2=12T0
体積V1は変わらないので、V1=V0
物質量の総和n1は1.13倍になるので、n1=1.13n0
つまり、P1=n1RT1/V1=1.13n0×12T0×R/V0≒1.4n0RT0/V0=1.4P0となります。
したがって、燃焼後の圧力は燃焼前(大気圧)の約1.4倍になります。
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