共通テスト(理科) 過去問
令和8年度(2026年度)本試験
問129 (生物(第3問) 問3)

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問題

共通テスト(理科)試験 令和8年度(2026年度)本試験 問129(生物(第3問) 問3) (訂正依頼・報告はこちら)

ショウジョウバエの発生に関する次の文章を読み、後の問いに答えよ。

ショウジョウバエの未受精卵の中には、何種類かのmRNAが様々な領域に蓄積している。そのうち、(a)タンパク質BのmRNA(以下、B mRNA)は未受精卵の前端のみに、タンパク質CのmRNA(以下、C mRNA)は未受精卵全体に均一に、それぞれ分布している。受精後の胚で、蓄積していたmRNAの翻訳が始まる。このとき、(b)B mRNAとC mRNAの分布は未受精卵での分布と変わらないが、図2に示すように、そこから翻訳されたタンパク質Bは前端から後端に、タンパク質Cは後端から前端に、それぞれ濃度勾配を形成して分布する。これらのタンパク質は、その後様々な遺伝子の発現を調節し、(c)それらの遺伝子からつくられるタンパク質の働きで胚の前後軸に沿った分化が起こる。

下線部(b)に関連して、図2で見られるタンパク質Cの濃度勾配は、タンパク質BがC mRNAの翻訳を特異的に阻害することで形成されることが分かっている。

(2)タンパク質Bの中のどの領域がC mRNAの翻訳の阻害に関わるかを調べるため、実験1を行った。実験1の結果から導かれるタンパク質Bの一次構造と働きに関する後の文章中の( ア )・( イ )に入る語句の組合せとして最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。

実験1 図4は、タンパク質Bと、タンパク質Bの一部に相当するポリペプチド2種(B:1-202とB:77-202)を模式的に示したものである。B mRNAが卵に全くない変異体Xの受精卵の前端に、B mRNA、B:1-202、またはB:77-202を指定するmRNAを注入し、胚でのタンパク質Cの分布と幼虫の形態を調べたところ、表1の結果が得られた。

C mRNAの翻訳の阻害には、タンパク質Bのアミノ基側の末端から数えたアミノ酸( ア )の領域が必要であり、( イ )の領域は必要ないと考えられる。
  • ア:1から76   イ:77から202
  • ア:1から76   イ:203から489
  • ア:77から202  イ:1から76
  • ア:77から202  イ:203から489
  • ア:203から489  イ:1から76
  • ア:203から489  イ:77から202

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