共通テスト(理科) 過去問
令和8年度(2026年度)本試験
問130 (生物(第3問) 問4)
問題文
ショウジョウバエの未受精卵の中には、何種類かのmRNAが様々な領域に蓄積している。そのうち、(a)タンパク質BのmRNA(以下、B mRNA)は未受精卵の前端のみに、タンパク質CのmRNA(以下、C mRNA)は未受精卵全体に均一に、それぞれ分布している。受精後の胚で、蓄積していたmRNAの翻訳が始まる。このとき、(b)B mRNAとC mRNAの分布は未受精卵での分布と変わらないが、図2に示すように、そこから翻訳されたタンパク質Bは前端から後端に、タンパク質Cは後端から前端に、それぞれ濃度勾配を形成して分布する。これらのタンパク質は、その後様々な遺伝子の発現を調節し、(c)それらの遺伝子からつくられるタンパク質の働きで胚の前後軸に沿った分化が起こる。
下線部(b)に関連して、図2で見られるタンパク質Cの濃度勾配は、タンパク質BがC mRNAの翻訳を特異的に阻害することで形成されることが分かっている。
(3)タンパク質Bとタンパク質Cについて、それぞれのmRNAとタンパク質が図1・図2のように分布することを説明できる調節の仕組みとして、タンパク質BがC mRNAの翻訳を阻害しない仕組みも考えられる。その記述として最も適当なものを、次の選択肢のうちから一つ選べ。
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問題
共通テスト(理科)試験 令和8年度(2026年度)本試験 問130(生物(第3問) 問4) (訂正依頼・報告はこちら)
ショウジョウバエの未受精卵の中には、何種類かのmRNAが様々な領域に蓄積している。そのうち、(a)タンパク質BのmRNA(以下、B mRNA)は未受精卵の前端のみに、タンパク質CのmRNA(以下、C mRNA)は未受精卵全体に均一に、それぞれ分布している。受精後の胚で、蓄積していたmRNAの翻訳が始まる。このとき、(b)B mRNAとC mRNAの分布は未受精卵での分布と変わらないが、図2に示すように、そこから翻訳されたタンパク質Bは前端から後端に、タンパク質Cは後端から前端に、それぞれ濃度勾配を形成して分布する。これらのタンパク質は、その後様々な遺伝子の発現を調節し、(c)それらの遺伝子からつくられるタンパク質の働きで胚の前後軸に沿った分化が起こる。
下線部(b)に関連して、図2で見られるタンパク質Cの濃度勾配は、タンパク質BがC mRNAの翻訳を特異的に阻害することで形成されることが分かっている。
(3)タンパク質Bとタンパク質Cについて、それぞれのmRNAとタンパク質が図1・図2のように分布することを説明できる調節の仕組みとして、タンパク質BがC mRNAの翻訳を阻害しない仕組みも考えられる。その記述として最も適当なものを、次の選択肢のうちから一つ選べ。
- タンパク質Bが、タンパク質Cの分解を促進する。
- タンパク質Bが、C mRNAの分解を促進する。
- タンパク質Cが、B mRNAの翻訳を阻害する。
- タンパク質Cが、タンパク質Bの分解を促進する。
- タンパク質Cが、B mRNAの分解を促進する。
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