共通テスト(理科) 過去問
令和8年度(2026年度)追・再試験
問126 (生物(第2問) 問4)
問題文
植物による窒素の利用と窒素循環に関する次の文章を読み、後の問いに答えよ。
窒素(N)は生物に不可欠な元素であり、陸上の生態系では、植物は土壌中の無機窒素[アンモニウムイオン(NH4+)や硝酸イオン(NO3-)]を根から吸収してアミノ酸を合成し、これを使って成長に必要な全ての(a)有機窒素化合物を合成する。植物の枯死体や動物の遺体(遺骸)や排出物に含まれる有機窒素化合物は、菌類や細菌によってNH4+に分解される。土壌中のNH4+は、(b)2種類の硝化菌の働きでNO3-に変えられる(硝化)。(c)こうしてつくられた土壌中のNH4+やNO3-は、再び植物に利用される。
下線部(c)に関連して、植物の成長量は利用可能な無機窒素の種類によって異なることが知られている。キャベツとイネの無機窒素の吸収速度を比較するため、実験1を行った。後の問いに答えよ。
実験1 キャベツとイネそれぞれを24日間栽培した後、NH4+とNO3-の両方を同濃度で含む水溶液培地を入れたポットに、1ポット当たりキャベツあるいはイネを2個体ずつ移植し、栽培を続けた。移植後、水溶液培地を採取して、培地中に残されている無機窒素の濃度を調べたところ、図1の結果が得られた。なお、栽培期間を通じて、根のみを培地に浸し、地上部は培地に接しないよう栽培した。また、培地と植物に微生物の混入はないものとする。
(2)実験1の結果から、(ⅰ)水田のような水に覆われた土壌中では硝化が抑えられ、(ⅱ)このような土壌環境に適応したイネはNO3-よりNH4+を効率的に吸収して利用する、という二つの仮説を立てた。これらの仮説を検証するための実験として適当でないものを、次のうちから一つ選べ。
窒素(N)は生物に不可欠な元素であり、陸上の生態系では、植物は土壌中の無機窒素[アンモニウムイオン(NH4+)や硝酸イオン(NO3-)]を根から吸収してアミノ酸を合成し、これを使って成長に必要な全ての(a)有機窒素化合物を合成する。植物の枯死体や動物の遺体(遺骸)や排出物に含まれる有機窒素化合物は、菌類や細菌によってNH4+に分解される。土壌中のNH4+は、(b)2種類の硝化菌の働きでNO3-に変えられる(硝化)。(c)こうしてつくられた土壌中のNH4+やNO3-は、再び植物に利用される。
下線部(c)に関連して、植物の成長量は利用可能な無機窒素の種類によって異なることが知られている。キャベツとイネの無機窒素の吸収速度を比較するため、実験1を行った。後の問いに答えよ。
実験1 キャベツとイネそれぞれを24日間栽培した後、NH4+とNO3-の両方を同濃度で含む水溶液培地を入れたポットに、1ポット当たりキャベツあるいはイネを2個体ずつ移植し、栽培を続けた。移植後、水溶液培地を採取して、培地中に残されている無機窒素の濃度を調べたところ、図1の結果が得られた。なお、栽培期間を通じて、根のみを培地に浸し、地上部は培地に接しないよう栽培した。また、培地と植物に微生物の混入はないものとする。
(2)実験1の結果から、(ⅰ)水田のような水に覆われた土壌中では硝化が抑えられ、(ⅱ)このような土壌環境に適応したイネはNO3-よりNH4+を効率的に吸収して利用する、という二つの仮説を立てた。これらの仮説を検証するための実験として適当でないものを、次のうちから一つ選べ。
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問題
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共通テスト(理科)試験 令和8年度(2026年度)追・再試験 問126(生物(第2問) 問4) (訂正依頼・報告はこちら)
植物による窒素の利用と窒素循環に関する次の文章を読み、後の問いに答えよ。
窒素(N)は生物に不可欠な元素であり、陸上の生態系では、植物は土壌中の無機窒素[アンモニウムイオン(NH4+)や硝酸イオン(NO3-)]を根から吸収してアミノ酸を合成し、これを使って成長に必要な全ての(a)有機窒素化合物を合成する。植物の枯死体や動物の遺体(遺骸)や排出物に含まれる有機窒素化合物は、菌類や細菌によってNH4+に分解される。土壌中のNH4+は、(b)2種類の硝化菌の働きでNO3-に変えられる(硝化)。(c)こうしてつくられた土壌中のNH4+やNO3-は、再び植物に利用される。
下線部(c)に関連して、植物の成長量は利用可能な無機窒素の種類によって異なることが知られている。キャベツとイネの無機窒素の吸収速度を比較するため、実験1を行った。後の問いに答えよ。
実験1 キャベツとイネそれぞれを24日間栽培した後、NH4+とNO3-の両方を同濃度で含む水溶液培地を入れたポットに、1ポット当たりキャベツあるいはイネを2個体ずつ移植し、栽培を続けた。移植後、水溶液培地を採取して、培地中に残されている無機窒素の濃度を調べたところ、図1の結果が得られた。なお、栽培期間を通じて、根のみを培地に浸し、地上部は培地に接しないよう栽培した。また、培地と植物に微生物の混入はないものとする。
(2)実験1の結果から、(ⅰ)水田のような水に覆われた土壌中では硝化が抑えられ、(ⅱ)このような土壌環境に適応したイネはNO3-よりNH4+を効率的に吸収して利用する、という二つの仮説を立てた。これらの仮説を検証するための実験として適当でないものを、次のうちから一つ選べ。
窒素(N)は生物に不可欠な元素であり、陸上の生態系では、植物は土壌中の無機窒素[アンモニウムイオン(NH4+)や硝酸イオン(NO3-)]を根から吸収してアミノ酸を合成し、これを使って成長に必要な全ての(a)有機窒素化合物を合成する。植物の枯死体や動物の遺体(遺骸)や排出物に含まれる有機窒素化合物は、菌類や細菌によってNH4+に分解される。土壌中のNH4+は、(b)2種類の硝化菌の働きでNO3-に変えられる(硝化)。(c)こうしてつくられた土壌中のNH4+やNO3-は、再び植物に利用される。
下線部(c)に関連して、植物の成長量は利用可能な無機窒素の種類によって異なることが知られている。キャベツとイネの無機窒素の吸収速度を比較するため、実験1を行った。後の問いに答えよ。
実験1 キャベツとイネそれぞれを24日間栽培した後、NH4+とNO3-の両方を同濃度で含む水溶液培地を入れたポットに、1ポット当たりキャベツあるいはイネを2個体ずつ移植し、栽培を続けた。移植後、水溶液培地を採取して、培地中に残されている無機窒素の濃度を調べたところ、図1の結果が得られた。なお、栽培期間を通じて、根のみを培地に浸し、地上部は培地に接しないよう栽培した。また、培地と植物に微生物の混入はないものとする。
(2)実験1の結果から、(ⅰ)水田のような水に覆われた土壌中では硝化が抑えられ、(ⅱ)このような土壌環境に適応したイネはNO3-よりNH4+を効率的に吸収して利用する、という二つの仮説を立てた。これらの仮説を検証するための実験として適当でないものを、次のうちから一つ選べ。
- 水田用地にアンモニウム塩を投与した後、水を張った水田用地と水を張らなかった水田用地(ともに植物は栽培しない)の土壌に含まれるNH4+とNO3-の量がどのように変動するか調べる。
- 無機窒素源としてNH4+のみを含む培地と、NO3-のみを含む培地でイネを栽培し、根からのNH4+とNO3-の吸収速度を調べる。
- 無機窒素源としてNH4+のみを含む培地と、NO3-のみを含む培地でイネを栽培し、成長量を比較する。
- 無機窒素源としてNH4+のみを含む培地と、NO3-のみを含む培地でイネを栽培し、個体に含まれるアミノ酸の量を比較する。
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