共通テスト(理科) 過去問
令和8年度(2026年度)追・再試験
問131 (生物(第3問) 問4)

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問題

共通テスト(理科)試験 令和8年度(2026年度)追・再試験 問131(生物(第3問) 問4) (訂正依頼・報告はこちら)

神経の発生に関する次の文章を読み、後の問いに答えよ。

(a)脊椎動物の脊髄は、胚発生過程で外胚葉性の組織である神経管から形成される。神経管内には様々な(b)ニューロンが分化する。

下線部(a)に関連して、タンパク質Xは神経管の底板細胞で合成され、細胞外に分泌され神経管内を背側に向かって拡散し、図3に示すような濃度勾配を形成し、ニューロンの分化を誘導する。神経前駆細胞から、異なる2種類のニューロンである、ニューロンBとニューロンCへの分化に対するタンパク質Xの役割を調べるため、実験2を行った。ただし、この実験では、培養した神経板と、胚の神経板および神経管で、タンパク質Xはニューロンへの分化に対して、同様に作用するものとする。実験2の結果から考えられることとして最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。

実験2  同じ細胞数の神経前駆細胞からなるニワトリ胚の神経板の断片を、いろいろな濃度のタンパク質Xの存在下で培養すると、神経前駆細胞は増殖しながらニューロンに分化し、細胞塊を形成した。その細胞塊の中のニューロンBとニューロンCの細胞数を計測したところ、図4の結果が得られた。ただし、ニューロンへの分化に対して、タンパク質X以外の因子の関与は考慮しないものとする。また、タンパク質Xの濃度は底板の周辺で240ng/mL、神経管の最も背側では0ng/mLになっており、ニューロンへの分化が始まる前の神経管内で、神経前駆細胞は均一に分布しているものとする。
  • 培養実験で、タンパク質Xが2.5ng/mL以上のとき、培養後の細胞塊に、ニューロンBとニューロンCのどちらも含まれない場合がある。
  • 培養実験で、ニューロンBとニューロンCへのそれぞれの分化に対するタンパク質Xの最適な濃度で、ニューロンBより多くのニューロンCが分化する。
  • 培養実験で、どの濃度のタンパク質Xでも、ニューロンBとニューロンCが同時に分化することはない。
  • ニューロンへの分化が起こった後の神経管内で、ニューロンBの総細胞数とニューロンCの総細胞数は同じである。
  • ニューロンへの分化が起こった後の神経管内で、ニューロンBの細胞集団は、ニューロンCの細胞集団に比べて、より腹側に位置している。

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