大学入学共通テスト(理科) 過去問
令和4年度(2022年度)追・再試験
問35 (化学基礎(第2問) 問2(1))

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問題

大学入学共通テスト(理科)試験 令和4年度(2022年度)追・再試験 問35(化学基礎(第2問) 問2(1)) (訂正依頼・報告はこちら)

18世紀の後半から、化学の基本法則が次々と発見され、物質に対する理解が深まった。化学の基本法則を利用して原子量を求める実験と、原子量を利用して物質の組成を求める実験に関する次の問いに答えよ。

プルーストは、一つの化合物を構成している成分元素の質量の比は、常に一定であるという定比例の法則を提唱した。次の実験Ⅱは、炭酸ストロンチウムSrCO3を強熱すると、次の式(1)に示すように、固体の酸化ストロンチウムSrOと二酸化炭素CO2に分解することを利用して、ストロンチウムSrの原子量を求めることを目的としたものである。

SrCO3→SrO+CO2  (1)

実験Ⅱ
細かくすりつぶしたSrCO3をはかりとり、十分な時間強熱した。用いたSrCO3の質量と加熱後に残った固体の質量との関係は、表1のようになった。
式(1)の反応では、分解するSrCO3と生じるSrOの質量の( ウ )は、発生するCO2の質量に等しい。
また、生じるSrOとCO2の質量の( エ )は、分解するSrCO3の量にかかわらず一定となる。したがって、炭素Cと酸素Oの原子量を用いて、Srの原子量を求めることができる。

a  空欄( ウ )・( エ )に当てはまる語の組合せとして最も適当なものを、次の選択肢のうちから一つ選べ。
問題文の画像
  • ウ:和  エ:和
  • ウ:和  エ:差
  • ウ:和  エ:比
  • ウ:差  エ:和
  • ウ:差  エ:差
  • ウ:差  エ:比

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この過去問の解説 (2件)

01

まず式⑴に注目してみると、SrCO₃が分解してSrOとCO₂のみが生じていることが分かります。

このことから、分解するSrCO₃と生じるSrOの質量の差が、発生するCO₂の質量に等しいということになります。

また、生じるSrOとCO₂の物質量を見てみると、常に1:1と一定であることも式⑴より読み取れるので、その質量の比は分解するSrCO₃の量にかかわらず一定となるといえます。

以上のことから、空欄ウ・エに当てはまる語の組合せとして最も適当であるのは差・比ということが分かります。

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02

(ウ)

反応前と反応後の質量は等しいです。

つまり、

SrCO3の質量=SrOの質量+CO2の質量

CO2の質量=SrCO3の質量−SrOの質量

となります。したがって、答えは“”です。

 

(エ)

問題文にもあるように、“プルーストは、一つの化合物を構成している成分元素の質量の比は、常に一定であるという定比例の法則を提唱”しました。

つまり、SrCO3から一定のSrOとCO2が生じます。

したがって、答えは“”です。

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