大学入学共通テスト(理科) 過去問
令和5年度(2023年度)本試験
問86 (物理(第3問) 問1)
問題文
全方向に等しく音を出す小球状の音源が、図1のように、点Oを中心として半径r、速さvで時計回りに等速円運動をしている。音源は一定の振動数f0の音を出しており、音源の円軌道を含む平面上で静止している観測者が、届いた音波の振動数fを測定する。
音源と観測者の位置をそれぞれ点P、Qとする。点Qから円に引いた2本の接線の接点のうち、音源が観測者に近づきながら通過する方を点A、遠ざかりながら通過する方を点Bとする。また、直線OQが円と交わる2点のうち観測者に近い方を点C、遠い方を点Dとする。vは音速Vより小さく、風は吹いていない。
音源にはたらいている向心力の大きさと、音源が円軌道を点Cから点Dまで半周する間に向心力がする仕事を表す式の組合せとして正しいものを、次の選択肢のうちから一つ選べ。ただし、音源の質量をmとする。
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問題
大学入学共通テスト(理科)試験 令和5年度(2023年度)本試験 問86(物理(第3問) 問1) (訂正依頼・報告はこちら)
全方向に等しく音を出す小球状の音源が、図1のように、点Oを中心として半径r、速さvで時計回りに等速円運動をしている。音源は一定の振動数f0の音を出しており、音源の円軌道を含む平面上で静止している観測者が、届いた音波の振動数fを測定する。
音源と観測者の位置をそれぞれ点P、Qとする。点Qから円に引いた2本の接線の接点のうち、音源が観測者に近づきながら通過する方を点A、遠ざかりながら通過する方を点Bとする。また、直線OQが円と交わる2点のうち観測者に近い方を点C、遠い方を点Dとする。vは音速Vより小さく、風は吹いていない。
音源にはたらいている向心力の大きさと、音源が円軌道を点Cから点Dまで半周する間に向心力がする仕事を表す式の組合せとして正しいものを、次の選択肢のうちから一つ選べ。ただし、音源の質量をmとする。
- 向心力の大きさ:mrv2 仕事:πmr2v2
- 向心力の大きさ:mrv2 仕事:0
- 向心力の大きさ:0 仕事:0
- 向心力の大きさ:mv2/r 仕事:πmv2
- 向心力の大きさ:mv2/r 仕事:0
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この過去問の解説 (1件)
01
解答 向心力の大きさ:mv2/r 仕事:0
解説
等速円運動の加速度の大きさaは
a = v2/r
で、その向きは常に回転の中心方向を向きます(暗記事項)。
運動方程式「ma = F」より、
F向心力 = mv2/r
となります。
加速度の向きと力の向きは必ず同じなので、
向心力は名前の通り常に回転の中心方向を向きます。
速度の向き: 回転の接線方向
力の向き: 回転の中心方向
であり、運動の方向に垂直な力は仕事をしないので、
向心力の仕事はゼロとなります。
よって答えは 向心力の大きさ:mv2/r 仕事:0 となります。
この選択肢が正解となります。
【暗記事項】
等速円運動の加速度の大きさをaとすると
a = v2/r = rω2 (ω は角速度で v = rω)
常に回転の中心方向を向きます。
うろ覚えで ω2/r や rv2 としてしまわないように注意しましょう。
単位の整合性に注目するのが間違えないコツです。
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