共通テスト(理科) 過去問
令和5年度(2023年度)本試験
問113 (化学(第3問) 問1)

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問題

共通テスト(理科)試験 令和5年度(2023年度)本試験 問113(化学(第3問) 問1) (訂正依頼・報告はこちら)

次の問いに答えよ。

フッ化水素HFに関する記述として誤りを含むものはどれか。最も適当なものを、次の選択肢のうちから一つ選べ。
  • 水溶液は弱い酸性を示す。
  • 水溶液に銀イオンAgが加わっても沈殿は生じない。
  • 他のハロゲン化水素よりも沸点が高い。
  • ヨウ素I2と反応してフッ素F2を生じる。

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この過去問の解説 (2件)

01

フッ化水素はフッ素と水素が結合したハロゲン化水素の一つです。

選択肢1. 水溶液は弱い酸性を示す。

これは正しいです。

ハロゲン化水素の電離度(酸性の強さ)は

HF<HCl>HBr<HIとなります。

選択肢2. 水溶液に銀イオンAgが加わっても沈殿は生じない。

これは正しいです。

水素イオンH+は銀イオンAg+よりもイオン化傾向が大きいため、AgFが発生しますが、水に溶けやすいため沈殿は生じません。

他のハロゲン化水素では沈殿が発生します。

AgCl → 白色沈殿

AgBr → 淡黄色沈殿

AgI → 黄色沈殿

選択肢3. 他のハロゲン化水素よりも沸点が高い。

これは正しいです。

フッ化水素の水素結合は非常に強いため、他のハロゲン化水素よりも沸点が高くなります。

選択肢4. ヨウ素I2と反応してフッ素F2を生じる。

これは誤りです。

フッ素はハロゲンの中で最も酸化力が高いため、安定な状態であるF-でいようとします。

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02

フッ化水素HFに関する問題です。

選択肢1. 水溶液は弱い酸性を示す。

正しい

 

HFの水溶液(フッ化水素酸)は弱酸性を示します。

選択肢2. 水溶液に銀イオンAgが加わっても沈殿は生じない。

正しい

 

HFの水溶液に銀イオンAg+が加わっても、フッ化銀AgFは水に可溶なので、沈殿は生じません。

選択肢3. 他のハロゲン化水素よりも沸点が高い。

正しい

 

HFは分子間に水素結合を形成するので、HFは他のハロゲン化水素よりも沸点が高くなります。

選択肢4. ヨウ素I2と反応してフッ素F2を生じる。

誤り

 

酸化力がI2よりF2の方が大きいので、I2はHFと反応しません。

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