大学入学共通テスト(理科) 過去問
令和5年度(2023年度)追・再試験
問2 (物理基礎(第1問) 問2)
問題文
図2のように、密閉容器の中に長さ50cmの閉管とスピーカーを入れて、容器内を表1の中のいずれか一つの気体(0℃、1気圧)で満たした。次に、スピーカーから音を出して、閉管内の気柱で共鳴が起こるかどうかを調べた。スピーカーから出す音の振動数を500Hzから徐々に下げたところ、480Hz付近で気柱に基本振動の共鳴が起こった。容器内の気体として最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。なお、各種気体の0℃、1気圧での音速は、表1のとおりである。
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問題
大学入学共通テスト(理科)試験 令和5年度(2023年度)追・再試験 問2(物理基礎(第1問) 問2) (訂正依頼・報告はこちら)
図2のように、密閉容器の中に長さ50cmの閉管とスピーカーを入れて、容器内を表1の中のいずれか一つの気体(0℃、1気圧)で満たした。次に、スピーカーから音を出して、閉管内の気柱で共鳴が起こるかどうかを調べた。スピーカーから出す音の振動数を500Hzから徐々に下げたところ、480Hz付近で気柱に基本振動の共鳴が起こった。容器内の気体として最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。なお、各種気体の0℃、1気圧での音速は、表1のとおりである。
- H2
- He
- N2
- Ne
- Ar
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この過去問の解説 (2件)
01
閉管の基本振動は4分の1波長です。長さ50cmの閉管で基本振動が起きたので1波長は
4 × 50 cm = 200 cm = 2 m
v = f λであり、480 Hzで共鳴が起きたので、速度v = 480 Hz × 2 m = 960 m/s とわかります。
表1より一番960 m/sに近い値であるHe(ヘリウム)が答えだとわかります。
この問題では閉管での基本振動の形を理解していることが重要でした。確認するついでに、「閉管」だけでなく「開管」での「基本振動」、「3倍振動」、「5倍振動」の形も覚えてしまいましょう。
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02
解答 He
解説
音速をv、振動数をf、波長をλとすると、
v = fλ
です(公式)。これを用いて音速を計算しましょう。
問題文より、
「長さ50cmの閉管」
「480Hz付近で気柱に基本振動の共鳴が起こった」
とあるので、開口端補正をΔxとすると
f = 480Hz, λ/4 - Δx = 50cm
つまり
f = 480Hz, λ = 2m + 4Δx
であり、
v = fλ = 480Hz × (2m + 4Δx)
=960 m/s + (開口端補正による軽微なずれ)
となります。
この計算結果に最も近い選択肢を選びます。
よって答えは He となります。
【参考】
開口端補正がΔx=0.5cm程度とすると、
λ/4 = 50.5cm = 0.505m
v = fλ = 480Hz×4×0.505 = 969.6 m/s ≒ 970 m/s
この選択肢が正解となります(970m/s)。
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