大学入学共通テスト(理科) 過去問
令和5年度(2023年度)追・再試験
問3 (物理基礎(第1問) 問3)
問題文
水の状態変化について考えよう。1気圧のもとで氷を加熱していくと、温度が上昇し、液体になった後に沸騰(ふっとう)した。この状態変化について、温度と加えた熱量の関係を表す図として最も適当なものを、次の選択肢のうちから一つ選べ。ただし、氷の融解熱を3.3✕102J/g、氷の比熱(比熱容量)を2.0J/(g・K)、液体の水の比熱を4.2J/(g・K)とする。氷の融解熱と、水の温度を0℃から100℃まで上昇させるために必要な熱量の大小関係に注意せよ。
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問題
大学入学共通テスト(理科)試験 令和5年度(2023年度)追・再試験 問3(物理基礎(第1問) 問3) (訂正依頼・報告はこちら)
水の状態変化について考えよう。1気圧のもとで氷を加熱していくと、温度が上昇し、液体になった後に沸騰(ふっとう)した。この状態変化について、温度と加えた熱量の関係を表す図として最も適当なものを、次の選択肢のうちから一つ選べ。ただし、氷の融解熱を3.3✕102J/g、氷の比熱(比熱容量)を2.0J/(g・K)、液体の水の比熱を4.2J/(g・K)とする。氷の融解熱と、水の温度を0℃から100℃まで上昇させるために必要な熱量の大小関係に注意せよ。
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この過去問の解説 (2件)
01
この問題では「融解(氷→水)に必要な熱量」、「水の温度上昇に必要な熱量」の2点を計算し、その大小比較から答えを導き出します。
・氷の融解熱 3.3✕102J/g とは「1gの氷を融解するのに必要なエネルギー量」です。
・氷の比熱(比熱容量) 2.0J/(g・K) とは「1gの氷を1K温度上昇させるのに必要なエネルギー量」です。
・液体の水の比熱 4.2J/(g・K) とは「1gの水を1K温度上昇させるのに必要なエネルギー量」です。
まず、氷の比熱 < 水の比熱 でありグラフの傾きは氷のほうが急であることがわかります。
そして1gの氷を加熱し融解し0 ℃から100 ℃まで温度を上げると仮定して計算します。
融解に必要なエネルギー = 3.3✕102J/g × 1 g = 330 J
水を0 ℃から100 ℃加熱するのに必要なエネルギー
= 4.2J/(g・K) × 1 g × 100 K = 420 J
融解熱 < 加熱に必要な熱
あとは上記の結果がそれぞれのグラフにおいて適当かどうか調べます。
融解熱 > 加熱に必要な熱
であるため間違い
グラフの傾きが水のほうが急であり、
融解熱 ≒ 加熱に必要な熱
であるため間違い
融解熱 < 加熱に必要な熱
よって正解
グラフの傾きが水のほうが急であり、
融解熱 ≒ 加熱に必要な熱
であるため間違い
この問題では、比熱と融解熱の言葉の意味を理解することが重要です。
単位に注目してみましょう。
数値が用意されていないとき、自分で設定して解いてみると理解、想像しやすいかもしれません。
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02
解答 (以下の図を参照)
解説
0℃の水(液体)が100℃まで上昇するのに必要な
単位質量あたりの熱量を計算しておきましょう。
4.2J/(g・K) × 100K = 420 J/g
一方、氷の融解熱は問題文にある通り
330 J/g
です。よって、
(融解に必要な熱量)<(水が0℃から100℃に上がるのに必要な熱量)…①
となっている選択肢が適切です。
また、水より氷の方が比熱が小さいので、
氷の方が水よりもグラフの傾きが急(あたたまりやすい)…②
となっている選択肢が適切です。
誤答選択肢です。
グラフの「水(液体)と氷」の部分の横幅が
「水(液体)」の部分の横幅よりも大きいため、①に反しています。
誤答選択肢です。
グラフの傾きに注目すると、②に反していることがわかります。
この選択肢が正解となります。
①②の両方と整合しています。
誤答選択肢です。
①②のどちらとも整合していません。
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