共通テスト(理科) 過去問
令和5年度(2023年度)追・再試験
問18 (化学基礎(第1問) 問3)

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問題

共通テスト(理科)試験 令和5年度(2023年度)追・再試験 問18(化学基礎(第1問) 問3) (訂正依頼・報告はこちら)

必要があれば、原子量は次の値を使うこと。
H 1.0  C 12  O 16
Cl 35.5  K 39  Ca 40  Mn 55

次の問いに答えよ。

金属元素の単体の反応性に関する記述として誤りを含むものはどれか。最も適当なものを、次の選択肢のうちから一つ選べ。
  • ナトリウムは水と反応して溶ける。
  • 金は王水と反応して溶ける。
  • 銀は希硝酸と反応して溶ける。
  • 銅は希硫酸と反応して溶ける。

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この過去問の解説 (3件)

01

この問題のポイントは、「金属がどの物質と反応するか=金属の反応性」を判断することです。

選択肢1. ナトリウムは水と反応して溶ける。

ナトリウムは非常に反応性の高い金属です。

そのため、水と反応して水素を発生させます。

2Na+2H2O→2NaOH+H2

となります。

ナトリウムは水に入れると、反応熱によってナトリウムはが溶けながら激しく反応します。

よって、この選択肢は正しいと言えます。

選択肢2. 金は王水と反応して溶ける。

金(Au)はイオン化傾向が非常に小さく、普通の酸とはほとんど反応しません。

例えば、

・塩酸→金は溶けない

・硝酸→金は溶けない。

しかし、王水には溶けます。

王水とは、濃硝酸と濃塩酸を混ぜたものです。

よって、この選択肢は正しいと言えます。

選択肢3. 銀は希硝酸と反応して溶ける。

銀(Ag)は、イオン化傾向が小さく、希塩酸や希硫酸とは基本的には反応しません。

しかし、硝酸は普通の酸とは少し異なります。

硝酸には、酸化作用があるため、銀を酸化して溶かすことができます。

3Ag+4HNO3→3AgNO3+NO+2H2O

となります。

つまり、銀→硝酸銀となって溶液中に入るのです。

よって、この選択肢は正しいと言えます。

選択肢4. 銅は希硫酸と反応して溶ける。

銅(Cu)のイオン化傾向は水素(H)より小さいです。

よって、銅は希硫酸のような酸から水素を追い出すことができません。

そのため、銅は希硫酸には溶けません。

よって、この選択肢は誤りとなります。

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02

金属の反応について特徴を押さえましょう👍🏻

選択肢1. ナトリウムは水と反応して溶ける。

ナトリウムはアルカリ金属で、水と激しく反応し、水酸化ナトリウムと水素を生成します。

したがって、正解です。

選択肢2. 金は王水と反応して溶ける。

王水は濃硝酸:濃塩酸 = 3:1でできています。一般的に、金は酸には溶けませんが、王水には溶けます。

したがって、正解です。

選択肢3. 銀は希硝酸と反応して溶ける。

一般的に、銀は酸に反応しませんが、希硝酸とは反応し、硝酸銀と窒素酸化物を生成します。

したがって、正解です。

選択肢4. 銅は希硫酸と反応して溶ける。

一般的に、銅は希硫酸に反応しませんが、熱濃硫酸には溶けます。

したがって、不正解です。

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03

金属の性質に関する問題です。
それぞれの特徴を覚えておきましょう。

選択肢1. ナトリウムは水と反応して溶ける。

ナトリウムは水に触れると炎をあげて激しく反応します。
水と反応すると水酸化ナトリウムと水素になります。
2Na+2H2O→2NaOH+H2
ナトリウムが水に溶けるのとは若干異なりますが
水酸化ナトリウム水溶液になるため固体が液体に変わります。


この4つの選択肢の中では正しい文章と判断します。
 

選択肢2. 金は王水と反応して溶ける。

王水とは濃塩酸と濃硝酸を混合した液体です。
王水は金を溶かすことができます。
正しい文章です。

選択肢3. 銀は希硝酸と反応して溶ける。

イオン化傾向はH>Agですが硝酸は酸化力が強いため
希硝酸は銀を溶かすことができます。
正しい文章です。

選択肢4. 銅は希硫酸と反応して溶ける。

イオン化傾向がH>Cuのため希硫酸に銅は溶けません。
誤った文章です。

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