共通テスト(理科) 過去問
令和5年度(2023年度)追・再試験
問40 (生物基礎(第2問) 問4)

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問題

共通テスト(理科)試験 令和5年度(2023年度)追・再試験 問40(生物基礎(第2問) 問4) (訂正依頼・報告はこちら)

次の文章を読み、後の問いに答えよ。

ヒトやブタなどの動物では、血液中に含まれる糖(以下、血糖)の濃度(血糖濃度)を、ほぼ一定に保つ仕組みがある。糖を摂取した後、血糖濃度は一時的に上昇するが、その後血糖が細胞に取り込まれることで、通常の濃度に戻る。他方、血糖は細胞に取り込まれた後エネルギー源として常に消費されているため、空腹時や運動の後には(a)血糖濃度は低下するが、蓄えられていた糖や新たにつくられた糖が血液中に放出されることで、通常の濃度に戻る。
前夜から絶食させたブタに、体重1kg当たり2.5gのグルコースを口から投与し、血糖濃度および血糖濃度の調節に関わるホルモンXとホルモンYの濃度を、時間を追って測定した。図1は、その結果を示したものである。なお、ホルモンXとホルモンYは同一器官から分泌されている。

図1を踏まえて、次の文章中のア~エに入る語句の組合せとして最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。

血糖濃度が上昇すると、ホルモン( ア )が働き、血糖濃度を減少させる。ホルモン( ア )は( イ )である。いったん血糖濃度が減少した後、ホルモン( ウ )が働き、血糖濃度を上昇させる。ホルモン( ウ )は( エ )である。
問題文の画像
  • ア:X  イ:インスリン  ウ:Y  エ:グルカゴン
  • ア:X  イ:グルカゴン  ウ:Y  エ:インスリン
  • ア:Y  イ:インスリン  ウ:X  エ:グルカゴン
  • ア:Y  イ:グルカゴン  ウ:X  エ:インスリン

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この過去問の解説 (2件)

01

血糖濃度は体内で一定に保たれるように調節されています。血糖濃度を一定に保つために、血糖濃度を下げるホルモンと上げるホルモンがあります。

 

まず、グルコースを投与すると、血液中の糖が増えるため、血糖濃度は上昇します。このとき分泌が増加し、血糖濃度を下げさせるホルモンは「インスリン」となります。インスリンは、すい臓のβ細胞から分泌され、グルコースを取り込み、血糖濃度を下げます。

図1では、血糖濃度の上昇に対応して増加しているのは、「ホルモンY」です。

 

次に、血糖濃度が低下すると、血糖濃度を上昇させるホルモンが働きます。血糖濃度が減少した後、「ホルモンX」が働き、血糖濃度を上昇させます。ホルモンXは、すい臓のα細胞から分泌され、肝臓に蓄えられたグリコーゲンを分解して、血糖濃度を上昇させる「グルカゴン」となります。

 

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02

図1より、血糖濃度が上昇すると、ホルモンYも上昇していることがわかります。すなわち、ホルモンYが働き、血糖濃度を減少させています。

インスリンは、すい臓のβ細胞から分泌され、血糖値を下げる役割があります。

 

図1より血糖濃度が減少した後、ホルモンXが働き、血糖濃度を上昇させていることがわかります。

グルカゴンは、すい臓のα細胞から分泌され、血糖値を上げる役割があります。

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