共通テスト(理科) 過去問
令和5年度(2023年度)追・再試験
問48 (地学基礎(第1問) 問1)
問題文
次の文章を読み、ア・イに入れる語の組合せとして最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
太陽系の代表的な惑星の諸量を示した次の表1を見ると、地球型惑星である地球や( ア )は、木星型惑星である木星や土星にくらべ、赤道半径は小さいが、平均密度が大きいことがわかる。また、木星型惑星では自転周期が短く遠心力が大きいため、地球型惑星にくらべ( イ )が大きい。
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問題
共通テスト(理科)試験 令和5年度(2023年度)追・再試験 問48(地学基礎(第1問) 問1) (訂正依頼・報告はこちら)
次の文章を読み、ア・イに入れる語の組合せとして最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
太陽系の代表的な惑星の諸量を示した次の表1を見ると、地球型惑星である地球や( ア )は、木星型惑星である木星や土星にくらべ、赤道半径は小さいが、平均密度が大きいことがわかる。また、木星型惑星では自転周期が短く遠心力が大きいため、地球型惑星にくらべ( イ )が大きい。
- ア:金星 イ:重力
- ア:金星 イ:偏平率
- ア:火星 イ:重力
- ア:火星 イ:偏平率
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この過去問の解説 (3件)
01
太陽系の惑星は「地球型惑星」と「木星型惑星」に分類され、大きさ・密度・自転速度に大きな差があります。
偏平率は惑星の「つぶれ具合」を表す値で、
(赤道半径 − 極半径)÷ 赤道半径
で表されます。
では、問題を見てみましょう。
(アについて)
地球型惑星は水星・金星・地球・火星の4つです。
地球型惑星のうち、地球の約半分の大きさの惑星は、「火星」です。
(イについて)
木星型惑星(木星・土星など)は自転周期が地球よりはるかに短く(木星は約10時間)、自転が非常に速いです。
自転が速いと遠心力が大きくなり、赤道付近が膨らんで偏平率が大きくなります。
「重力」は惑星の質量に関係しますが、自転速度との直接の比較にはなりません。
そのため、この選択肢は正しいです。
・地球型惑星:赤道半径小・平均密度大(岩石・金属が主成分)・偏平率小さい(球形に近い形)
・木星型惑星:赤道半径大・平均密度小・自転が速い・偏平率大きい(横にふくらんでつぶれた形)。
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02
この問題は、地球型惑星と木星型惑星の特徴の違いを正しく理解しているかを問うものです。
表の値(半径3396 kmなど)から(ア)は火星とわかります。
金星について、大きさ(半径)が他の惑星と比べて地球に近い値(約6051km)をしています。
また、扁平率は惑星の「つぶれ具合」を表す値
(赤道半径 − 極半径)÷ 赤道半径
で表され、
値が大きい → 横にふくらんだ形(つぶれた形)
値が小さい → 球形に近い形
となります。
木星型惑星は自転が速く遠心力が大きいため、赤道方向にふくらみ、偏平率が大きくなります。
よって、正しい選択肢は
ア:火星 イ:偏平率
です。
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03
地球の赤道半径は、約6378km。(ア)の赤道半径は、その約半分の3396kmです。
地球型惑星のうち、地球の約半分の大きさの惑星は、「火星」です。
ちなみに、同じ地球型惑星の金星は、地球とほぼ同じ大きさの約6050kmです。
また、偏平率は、「偏平率=(赤道半径ー極半径)/赤道半径」で定義されます。
遠心力は、半径が大きく、自転周期が短いほど大きくなります。
そのため、自転周期が短く遠心力が大きいから「偏平率」が大きくなります。
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