大学入学共通テスト(理科) 過去問
令和5年度(2023年度)追・再試験
問109 (化学(第5問) 問4)
問題文
(a)モノマー間の共有結合だけで網目状の立体構造をつくっている高分子や、架橋構造(橋かけ構造)により網目状の立体構造をつくっている高分子は、機能性高分子などとして身のまわりで多く利用されている。(b)ポリアクリル酸ナトリウムに架橋構造をもたせ、網目状の立体構造となった高分子は、高吸水性樹脂(吸水性高分子)として利用されている。この高吸水性樹脂内部には電離する官能基―COONaが存在する。(c)高吸水性樹脂を水に浸すと、水分子が樹脂の中に吸収され、樹脂の内側と外側でイオン濃度が異なるため浸透圧が生じる。すると水分子がさらに吸収され、網目が広がって図1のように樹脂が膨らむが、分子鎖が共有結合で架橋されているため、樹脂内に一定量の水が保持された状態で吸水がとまる。浸透圧については、希薄溶液では一般にファントホッフの法則が成り立つ。(d)ファントホッフの法則を用いると、浸透圧や溶質の分子量を決定することができる。
下線部(d)に関する次の問いに答えよ。
浸透圧Πに関するファントホッフの法則は、次の式(1)のように表すことができる。
Π=CWRT/M (1)
ここで、CWは質量濃度とよばれ、溶質の質量w、溶液の体積Vを用いてCW=w/Vで定義される。また、Rは気体定数、Tは絶対温度、Mは溶質のモル質量である。式(1)はスクロースなどの比較的低分子量の非電解質のMの決定に広く用いられている。
300K、CW=0.342g/Lのスクロース(分子量342)水溶液のΠは何Paか。その数値を有効数字桁の次の形式で表すとき、( 28 )~( 30 )に当てはまる数字を、後の選択肢のうちから一つ選べ。なお、気体定数はR=8.31✕103Pa・L/(K・mol)とする。
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問題
大学入学共通テスト(理科)試験 令和5年度(2023年度)追・再試験 問109(化学(第5問) 問4) (訂正依頼・報告はこちら)
(a)モノマー間の共有結合だけで網目状の立体構造をつくっている高分子や、架橋構造(橋かけ構造)により網目状の立体構造をつくっている高分子は、機能性高分子などとして身のまわりで多く利用されている。(b)ポリアクリル酸ナトリウムに架橋構造をもたせ、網目状の立体構造となった高分子は、高吸水性樹脂(吸水性高分子)として利用されている。この高吸水性樹脂内部には電離する官能基―COONaが存在する。(c)高吸水性樹脂を水に浸すと、水分子が樹脂の中に吸収され、樹脂の内側と外側でイオン濃度が異なるため浸透圧が生じる。すると水分子がさらに吸収され、網目が広がって図1のように樹脂が膨らむが、分子鎖が共有結合で架橋されているため、樹脂内に一定量の水が保持された状態で吸水がとまる。浸透圧については、希薄溶液では一般にファントホッフの法則が成り立つ。(d)ファントホッフの法則を用いると、浸透圧や溶質の分子量を決定することができる。
下線部(d)に関する次の問いに答えよ。
浸透圧Πに関するファントホッフの法則は、次の式(1)のように表すことができる。
Π=CWRT/M (1)
ここで、CWは質量濃度とよばれ、溶質の質量w、溶液の体積Vを用いてCW=w/Vで定義される。また、Rは気体定数、Tは絶対温度、Mは溶質のモル質量である。式(1)はスクロースなどの比較的低分子量の非電解質のMの決定に広く用いられている。
300K、CW=0.342g/Lのスクロース(分子量342)水溶液のΠは何Paか。その数値を有効数字桁の次の形式で表すとき、( 28 )~( 30 )に当てはまる数字を、後の選択肢のうちから一つ選べ。なお、気体定数はR=8.31✕103Pa・L/(K・mol)とする。
- (28):2 (29):5 (30):2
- (28):2 (29):5 (30):3
- (28):2 (29):5 (30):4
- (28):8 (29):5 (30):2
- (28):8 (29):5 (30):5
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