大学入学共通テスト(理科) 過去問
令和5年度(2023年度)追・再試験
問132 (生物(第5問) 問3)
問題文
ヒロミさんとカオルさんは、春の植物園を散策しながら植物について話をした。
ヒロミ:植物は、胞子で繁殖するか、種子で繁殖するかで分類されるんだよね。
カオル:(a)植物の分類には、他の特徴の違いも重要だよ。種子で繁殖する植物は、子房の有無だけではなく、(b)受精の仕組みでも分類できるよ。被子植物は(c)重複受精だしね。
ヒロミ:そうか。でも、被子植物のそれぞれの種では、重複受精は共通していても、花の構造には違いがあるみたい。例えば、ヤマザクラの花には、がく片、花弁、おしべ、めしべがあるけど、ハクモクレンやスイセンの花には、がく片が見あたらないよ。
カオル:そういえば、子葉の数にも違いがあるって中学校で習ったね。(d)被子植物の花の構造や子葉の数の違いは、系統と関係があるのかな。授業で系統樹の作成法を習ったから、後で調べてみよう。
ヒロミ:ここにあるアオキの花を見てよ。おしべがない花(雌花)だけを持つ雌株と、めしべがない花(雄花)だけを持つ雄株とがあるよ。
カオル:植物でも性染色体が性決定に関係しているものがあるのかな。
ヒロミ:そうかもしれないね。(e)おしべやめしべが発達しなくなる仕組みにも、性染色体が関わっていたら面白いね。ホメオティック遺伝子も関係しているのかもしれないよ。
カオル:そういう論文がないか、この後、図書館に寄って調べてみよう。
下線部(c)に関連して、体細胞の染色体数が18本であるトレニアについて、胚のうの中に存在する染色体の総数と、重複受精直後の受精卵の核と胚乳の核のそれぞれに存在する染色体数との組合せとして最も適当なものを、次の選択肢のうちから一つ選べ。
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問題
大学入学共通テスト(理科)試験 令和5年度(2023年度)追・再試験 問132(生物(第5問) 問3) (訂正依頼・報告はこちら)
ヒロミさんとカオルさんは、春の植物園を散策しながら植物について話をした。
ヒロミ:植物は、胞子で繁殖するか、種子で繁殖するかで分類されるんだよね。
カオル:(a)植物の分類には、他の特徴の違いも重要だよ。種子で繁殖する植物は、子房の有無だけではなく、(b)受精の仕組みでも分類できるよ。被子植物は(c)重複受精だしね。
ヒロミ:そうか。でも、被子植物のそれぞれの種では、重複受精は共通していても、花の構造には違いがあるみたい。例えば、ヤマザクラの花には、がく片、花弁、おしべ、めしべがあるけど、ハクモクレンやスイセンの花には、がく片が見あたらないよ。
カオル:そういえば、子葉の数にも違いがあるって中学校で習ったね。(d)被子植物の花の構造や子葉の数の違いは、系統と関係があるのかな。授業で系統樹の作成法を習ったから、後で調べてみよう。
ヒロミ:ここにあるアオキの花を見てよ。おしべがない花(雌花)だけを持つ雌株と、めしべがない花(雄花)だけを持つ雄株とがあるよ。
カオル:植物でも性染色体が性決定に関係しているものがあるのかな。
ヒロミ:そうかもしれないね。(e)おしべやめしべが発達しなくなる仕組みにも、性染色体が関わっていたら面白いね。ホメオティック遺伝子も関係しているのかもしれないよ。
カオル:そういう論文がないか、この後、図書館に寄って調べてみよう。
下線部(c)に関連して、体細胞の染色体数が18本であるトレニアについて、胚のうの中に存在する染色体の総数と、重複受精直後の受精卵の核と胚乳の核のそれぞれに存在する染色体数との組合せとして最も適当なものを、次の選択肢のうちから一つ選べ。
- 胚のうの中に存在する染色体の総数:27 受精卵の核の染色体数:9 胚乳の核の染色体数:9
- 胚のうの中に存在する染色体の総数:27 受精卵の核の染色体数:18 胚乳の核の染色体数:18
- 胚のうの中に存在する染色体の総数:27 受精卵の核の染色体数:18 胚乳の核の染色体数:27
- 胚のうの中に存在する染色体の総数:45 受精卵の核の染色体数:9 胚乳の核の染色体数:9
- 胚のうの中に存在する染色体の総数:45 受精卵の核の染色体数:18 胚乳の核の染色体数:18
- 胚のうの中に存在する染色体の総数:45 受精卵の核の染色体数:18 胚乳の核の染色体数:27
- 胚のうの中に存在する染色体の総数:72 受精卵の核の染色体数:9 胚乳の核の染色体数:9
- 胚のうの中に存在する染色体の総数:72 受精卵の核の染色体数:18 胚乳の核の染色体数:18
- 胚のうの中に存在する染色体の総数:72 受精卵の核の染色体数:18 胚乳の核の染色体数:27
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この過去問の解説 (2件)
01
「胚のうの中に存在する染色体の総数:72 受精卵:18 胚乳:27」が正しいです。
体細胞染色体数(2n)は18本のため、配偶体染色体数(n)は9本です。胚のうには8個の核が存在するため、胚のう内の染色体総数は9×8=72です。また、受精卵は、卵細胞と精細胞から構成されるため、9+9=18、胚乳は、極核2つと精細胞1つの重複受精によって、構成されるため、9+9+9=27です。
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02
今回の問題では、重複受精についての知識が要求されます。
体細胞の染色体数が18本であることから、配偶子中に含まれる核1つあたりの染色体本数は9本です。
胚のうには3回の核分裂によって8個の核が存在するので、胚のう中に存在する染色体の総数は72、
卵核は1つで受精すると卵と精子の2つ分になるので、受精卵の中の染色体数は18、
胚乳は重複受精により核3つ分になるので胚乳の核の染色体数は27です。
正解です。
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