大学入学共通テスト(理科) 過去問
令和6年度(2024年度)本試験
問75 (物理(第2問) 問6)
問題文
図1は、ペットボトルロケットの模式図である。ペットボトルの飲み口には栓のついた細い管(ノズル)が取り付けられていて、内部には水と圧縮空気がとじこめられている。ノズルの栓を開くとその先端から下向きに水が噴出する。ペットボトルとノズルはそれぞれ断面積S0、sの円筒形とする。考えやすくするために、以下の計算では、水の運動による摩擦(粘性)、空気抵抗、大気圧、重力の影響は無視する。
図1のように、ペットボトルがストッパーで固定されている場合を考える。
栓を開けた後、図2(a)のような状態にあったところ、時刻t=0からt=△tまでの間に質量△m、体積△Vの水が噴出し、図2(b)のような状態になった。このとき、△tは小さいので、t=0からt=△tまでの間、圧縮空気の圧力pや、噴出した水の速さuは一定とみなせるものとする。また、ペットボトルやノズルの中にあるときの水の運動エネルギーは考えなくてよい。水の密度をρ0とする。なお、以下の図で、t<0で噴出した水は省略されている。
今度は、ペットボトルロケットが静止した状態から飛び出す状況を考える。時刻t<0では、図2(a)と同じ状態であり、t=0にストッパーを外して動けるようになったとする(図3(a))。t=△tでは、水を噴出したロケットは上向きに動いている(図3(b))。t=0での、ペットボトルと内部の水やノズルを含むロケット全体の質量をM、速さを0とする。また、t=△tでの、ロケット全体の質量をM′、速さを△v、△tの間に噴出した水の速さをu′とする。△tが小さいときには、△mと△vも小さいので、M′をMに、u′をuに等しいとみなせるものとする。ペットボトル内部の水の流れの影響は考えなくてよいものとする。
△tの間に増加した速さ△vから、噴出する水がロケットに及ぼす力(推進力)を求めることができる。この推進力の大きさが、ロケットにはたらく重力の大きさMgよりも大きくなる条件を表す不等式として最も適当なものを、次の選択肢のうちから一つ選べ。ここで、gは重力加速度の大きさである。
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問題
大学入学共通テスト(理科)試験 令和6年度(2024年度)本試験 問75(物理(第2問) 問6) (訂正依頼・報告はこちら)
図1は、ペットボトルロケットの模式図である。ペットボトルの飲み口には栓のついた細い管(ノズル)が取り付けられていて、内部には水と圧縮空気がとじこめられている。ノズルの栓を開くとその先端から下向きに水が噴出する。ペットボトルとノズルはそれぞれ断面積S0、sの円筒形とする。考えやすくするために、以下の計算では、水の運動による摩擦(粘性)、空気抵抗、大気圧、重力の影響は無視する。
図1のように、ペットボトルがストッパーで固定されている場合を考える。
栓を開けた後、図2(a)のような状態にあったところ、時刻t=0からt=△tまでの間に質量△m、体積△Vの水が噴出し、図2(b)のような状態になった。このとき、△tは小さいので、t=0からt=△tまでの間、圧縮空気の圧力pや、噴出した水の速さuは一定とみなせるものとする。また、ペットボトルやノズルの中にあるときの水の運動エネルギーは考えなくてよい。水の密度をρ0とする。なお、以下の図で、t<0で噴出した水は省略されている。
今度は、ペットボトルロケットが静止した状態から飛び出す状況を考える。時刻t<0では、図2(a)と同じ状態であり、t=0にストッパーを外して動けるようになったとする(図3(a))。t=△tでは、水を噴出したロケットは上向きに動いている(図3(b))。t=0での、ペットボトルと内部の水やノズルを含むロケット全体の質量をM、速さを0とする。また、t=△tでの、ロケット全体の質量をM′、速さを△v、△tの間に噴出した水の速さをu′とする。△tが小さいときには、△mと△vも小さいので、M′をMに、u′をuに等しいとみなせるものとする。ペットボトル内部の水の流れの影響は考えなくてよいものとする。
△tの間に増加した速さ△vから、噴出する水がロケットに及ぼす力(推進力)を求めることができる。この推進力の大きさが、ロケットにはたらく重力の大きさMgよりも大きくなる条件を表す不等式として最も適当なものを、次の選択肢のうちから一つ選べ。ここで、gは重力加速度の大きさである。
- △v>g
- △v>2g
- △m△v>Mg
- △v>g△t
- △v>2g△t
- △m△v>Mg△t
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