共通テスト(理科) 過去問
令和6年度(2024年度)本試験
問88 (化学(第1問) 問3)
問題文
水に入れてよくかき混ぜたグルコース、砂、およびトリプシン(水中で分子コロイドになる)のうち、ろ紙を通過できるものと、セロハンの膜を通過できるものの組合せとして最も適当なものを、次の選択肢のうちから一つ選べ。
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問題
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共通テスト(理科)試験 令和6年度(2024年度)本試験 問88(化学(第1問) 問3) (訂正依頼・報告はこちら)
水に入れてよくかき混ぜたグルコース、砂、およびトリプシン(水中で分子コロイドになる)のうち、ろ紙を通過できるものと、セロハンの膜を通過できるものの組合せとして最も適当なものを、次の選択肢のうちから一つ選べ。
- ろ紙:グルコース、砂 セロハンの膜:グルコース
- ろ紙:グルコース、砂 セロハンの膜:砂
- ろ紙:グルコース、砂 セロハンの膜:グルコース、砂
- ろ紙:グルコース、トリプシン セロハンの膜:グルコース
- ろ紙:グルコース、トリプシン セロハンの膜:トリプシン
- ろ紙:グルコース、トリプシン セロハンの膜:グルコース、トリプシン
- ろ紙:砂、トリプシン セロハンの膜:砂
- ろ紙:砂、トリプシン セロハンの膜:トリプシン
- ろ紙:砂、トリプシン セロハンの膜:砂、トリプシン
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この過去問の解説 (3件)
01
ろ紙は、液体とそれに溶解している物質やろ紙の網目よりも小さな分子は通過することができます。セロハンの膜は半透膜であり、分子やイオンは通過しますが、コロイドは通過することができません。
グルコース→水に溶解しており、ろ紙とセロハンの膜どちらも通過します。
砂→水に溶けず粒子も大きいため、ろ紙とセロハンの膜どちらも通過しません。
トリプシン→水中で分散しますが、粒子が大きいためろ紙は通過しますがセロハンの膜は通過しません。
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02
この問題はろ紙とセロハン膜(半透膜)の違いを理解することがポイントです。粒子の大きさによって通過できるかどうかが決まります。
粒子サイズの目安として、溶液<コロイド<懸濁液の順に大きくなります。
グルコース:水に溶解し、水溶液を形成
トリプシン:タンパク質であり分子コロイドを形成
砂:水に溶解できず懸濁液を形成
ろ紙:懸濁粒子(砂など)を捕捉しますが、コロイド粒子や溶液中の分子は通過します。よってグルコースとトリプシンが通過できます。
セロハン膜(半透膜):コロイド粒子を通しません。トリプシンはコロイドなので通過できず、グルコースのみ通過できます。
この選択肢が正解となります。
ろ紙は懸濁粒子を止め、セロハン膜はコロイド以上を止めると覚えておきましょう。
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03
ろ紙を通過できるものとセロハンの膜を通過できるものを区別する必要があります。
ろ紙は溶液中の物質を通します。しかし、セロハンの膜は水やイオンなどは通しますがコロイドを通しません。
よってろ紙を通過できるのは溶液となるグルコースとトリプシン、
その中でセロハンの膜を通過できるのはコロイドでないグルコースとなります。
この選択肢が正解となります。
ろ紙とセロハンで通す物質が違うことが重要です。
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