大学入学共通テスト(理科) 過去問
令和6年度(2024年度)本試験
問114 (化学(第5問) 問4)
問題文
質量分析法では、(a)きわめて微量な成分を分析することができる。この方法では、真空中で原子や分子をイオン化した後、電気や磁気の力を利用して(b)イオンを質量ごとに分離し、これを検出することで、イオン化した原子や分子の個数を知ることができる。
イオンの質量(12C原子の質量を12とした「相対質量」)に対して、検出したそのイオンの個数(またはその最大値を100とした相対値で表した「相対強度」)をグラフにしたものを質量スペクトルという。
図2は、メタンCH4を例としたイオン化の模式図である。外部から大きなエネルギーを与えると、CH4から電子が放出され、CH4+が生成する。与えられるエネルギーがさらに大きいと、CH4+の結合が切断されたCH3+やCH2+などが生成することもある。
CH4をあるエネルギーでイオン化したときの質量スペクトルを図3に、相対質量12~17のイオンの相対強度を表1に示す。相対質量が17のイオンは、天然に1%存在する13CH4に由来する13CH4+である。CH4+のような、電子を放出しただけのイオンを「分子イオン」、CH3+やCH2+のような結合が切断されたイオンを「断片イオン」とよぶ。
12C以外の原子の相対質量は、その原子の質量数とはわずかに異なる。分子量がいずれもおよそ28である一酸化炭素CO、エチレン(エテン)C2H4、窒素N2の混合気体Xの、相対質量27.98~28.04の範囲の質量スペクトルを図4に示す。図中のア~ウに対応する分子イオンの組合せとして正しいものはどれか。最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。ただし、1H、12C、14N、16Oの相対質量はそれぞれ、1.008、12、14.003、15.995とし、これら以外の同位体は無視できるものとする。
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
大学入学共通テスト(理科)試験 令和6年度(2024年度)本試験 問114(化学(第5問) 問4) (訂正依頼・報告はこちら)
質量分析法では、(a)きわめて微量な成分を分析することができる。この方法では、真空中で原子や分子をイオン化した後、電気や磁気の力を利用して(b)イオンを質量ごとに分離し、これを検出することで、イオン化した原子や分子の個数を知ることができる。
イオンの質量(12C原子の質量を12とした「相対質量」)に対して、検出したそのイオンの個数(またはその最大値を100とした相対値で表した「相対強度」)をグラフにしたものを質量スペクトルという。
図2は、メタンCH4を例としたイオン化の模式図である。外部から大きなエネルギーを与えると、CH4から電子が放出され、CH4+が生成する。与えられるエネルギーがさらに大きいと、CH4+の結合が切断されたCH3+やCH2+などが生成することもある。
CH4をあるエネルギーでイオン化したときの質量スペクトルを図3に、相対質量12~17のイオンの相対強度を表1に示す。相対質量が17のイオンは、天然に1%存在する13CH4に由来する13CH4+である。CH4+のような、電子を放出しただけのイオンを「分子イオン」、CH3+やCH2+のような結合が切断されたイオンを「断片イオン」とよぶ。
12C以外の原子の相対質量は、その原子の質量数とはわずかに異なる。分子量がいずれもおよそ28である一酸化炭素CO、エチレン(エテン)C2H4、窒素N2の混合気体Xの、相対質量27.98~28.04の範囲の質量スペクトルを図4に示す。図中のア~ウに対応する分子イオンの組合せとして正しいものはどれか。最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。ただし、1H、12C、14N、16Oの相対質量はそれぞれ、1.008、12、14.003、15.995とし、これら以外の同位体は無視できるものとする。
- ア:CO+ イ:C2H4+ ウ:N2+
- ア:CO+ イ:ウ:N2+ ウ:C2H4+
- ア:C2H4+ イ:CO+ ウ:N2+
- ア:C2H4+ イ:N2+ ウ:CO+
- ア:N2+ イ:CO+ ウ:C2H4+
- ア:N2+ イ:C2H4+ ウ:CO+
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説
前の問題(問113)へ
令和6年度(2024年度)本試験 問題一覧
次の問題(問115)へ