大学入学共通テスト(理科) 過去問
令和6年度(2024年度)本試験
問125 (生物(第3問) 問3)
問題文
骨格筋は筋細胞(筋繊維)が多数集まってできており、筋細胞は、図1で示すように、多数の筋原繊維と、それを取り囲む発達した筋小胞体を持つ。(a)骨格筋の収縮は、筋細胞が収縮することで起こる。
脊椎動物では、全ての骨格筋は胚の体節から分化する。図2は、ある脊椎動物の胚の横断面であり、体節の発生に伴う分化の様子を模式的に示している。(b)体節は、発生が進むと二つの異なる組織に分化する。これらの二つの組織のうち、背側の表皮に近い組織は皮筋節(ひきんせつ)と呼ばれる。皮筋節の一部から筋芽細胞が生じ、筋芽細胞は、所定の場所まで移動した後、筋細胞になる。
下線部(b)に関連して、皮筋節が分化する仕組みを確かめるために、ある発生段階のニワトリ胚を用いて、実験8~10の移植実験を行い、1日後の体節の分化を調べた。実験8・実験9の結果から考えると、実験10を行った結果、体節はどのように分化すると考えられるか。その様子を示した図として最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
実験8:胚から脊索を取り出し、図3で示すように、別の胚の右側の体節と表皮との間に移植した。
結果:左側の体節では、背側に皮筋節が分化した。右側の体節では、皮筋節が分化しなかった。
実験9:図4で示すように、胚から神経管を取り出して切断し、背側神経管断片を作った。この断片を、別の胚の右側の体節と脊索との間に移植した。
結果:左側の体節では、背側に皮筋節が分化した。右側の体節では、ほぼ全体が皮筋節に分化した。
実験10:図5で示すように、胚の左側の体節を取り出し、右の体節を取り除いた別の胚に、背腹が逆になるように移植した。
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問題
大学入学共通テスト(理科)試験 令和6年度(2024年度)本試験 問125(生物(第3問) 問3) (訂正依頼・報告はこちら)
骨格筋は筋細胞(筋繊維)が多数集まってできており、筋細胞は、図1で示すように、多数の筋原繊維と、それを取り囲む発達した筋小胞体を持つ。(a)骨格筋の収縮は、筋細胞が収縮することで起こる。
脊椎動物では、全ての骨格筋は胚の体節から分化する。図2は、ある脊椎動物の胚の横断面であり、体節の発生に伴う分化の様子を模式的に示している。(b)体節は、発生が進むと二つの異なる組織に分化する。これらの二つの組織のうち、背側の表皮に近い組織は皮筋節(ひきんせつ)と呼ばれる。皮筋節の一部から筋芽細胞が生じ、筋芽細胞は、所定の場所まで移動した後、筋細胞になる。
下線部(b)に関連して、皮筋節が分化する仕組みを確かめるために、ある発生段階のニワトリ胚を用いて、実験8~10の移植実験を行い、1日後の体節の分化を調べた。実験8・実験9の結果から考えると、実験10を行った結果、体節はどのように分化すると考えられるか。その様子を示した図として最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
実験8:胚から脊索を取り出し、図3で示すように、別の胚の右側の体節と表皮との間に移植した。
結果:左側の体節では、背側に皮筋節が分化した。右側の体節では、皮筋節が分化しなかった。
実験9:図4で示すように、胚から神経管を取り出して切断し、背側神経管断片を作った。この断片を、別の胚の右側の体節と脊索との間に移植した。
結果:左側の体節では、背側に皮筋節が分化した。右側の体節では、ほぼ全体が皮筋節に分化した。
実験10:図5で示すように、胚の左側の体節を取り出し、右の体節を取り除いた別の胚に、背腹が逆になるように移植した。
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