共通テスト(理科) 過去問
令和6年度(2024年度)追・再試験
問58 (地学基礎(第1問) 問3)
問題文
大陸地殻と海洋地殻では、構造や構成する岩石が異なっている。大陸地殻の構造(次のAまたはB)と、海洋地殻を構成する岩石のプレパラートの偏光顕微鏡写真(後のCまたはD)との組合せとして最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
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問題
共通テスト(理科)試験 令和6年度(2024年度)追・再試験 問58(地学基礎(第1問) 問3) (訂正依頼・報告はこちら)
大陸地殻と海洋地殻では、構造や構成する岩石が異なっている。大陸地殻の構造(次のAまたはB)と、海洋地殻を構成する岩石のプレパラートの偏光顕微鏡写真(後のCまたはD)との組合せとして最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
- 大陸地殻の構造:A 海洋地殻の岩石:C
- 大陸地殻の構造:A 海洋地殻の岩石:D
- 大陸地殻の構造:B 海洋地殻の岩石:C
- 大陸地殻の構造:B 海洋地殻の岩石:D
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この過去問の解説 (2件)
01
大陸地殻の構造と、海洋地殻を構成する岩石の特徴を理解しているかを問う問題です。
大陸地殻は、上部に花こう岩質の岩石、下部に玄武岩質・斑れい岩質の岩石があり、その下にかんらん岩質のマントル最上部があります。
AとBはどちらも岩石の並び方は同じですが、違いは花こう岩質の層の厚さです。
大陸地殻では花こう岩質の部分が厚く発達しているため、図Aの方が大陸地殻の構造として適切です。
海洋地殻は、おもに玄武岩や斑れい岩からできています。
写真Dには輝石・かんらん石・石基が見られ、玄武岩質の岩石の特徴を示しています。
一方、Cは石英や黒雲母を含み、花こう岩質の岩石に近い特徴です。
したがって、正しい選択肢は、
大陸地殻の構造:A
海洋地殻の岩石:D
です。
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02
大陸地殻と海洋地殻では、構造と構成岩石が異なります。
大陸地殻は上部(花こう岩質)と下部(玄武岩質・斑れい岩質)の二層構造をもち、海洋地殻は玄武岩質の岩石から成ります。
では、問題を見てみましょう。
【大陸地殻の構造】
図Aは大陸地殻の矢印が「花こう岩質」と「玄武岩質・斑れい岩質」の両層をまとめて指しており、二層構造を正しく示しています。
図Bは大陸地殻の範囲が「花こう岩質」のみを示しており、正しい構造ではありません。
したがって、大陸地殻の構造はAが正しいです。
【海洋地殻の岩石】
写真Dは輝石・かんらん石・石基が観察され(開放ニコル)、石基をもつ斑状組織が確認できます。
これは玄武岩の特徴であり、海洋地殻を構成する主な岩石です。
写真Cは石英・黒雲母・斜長石が観察され(直交ニコル)、これは花こう岩(大陸地殻の岩石)の特徴です。
したがって、海洋地殻の岩石の写真はDが正しいです。
・大陸地殻 = 花こう岩質(上部)+玄武岩質・斑れい岩質(下部)の二層構造
・海洋地殻 = 玄武岩(輝石・かんらん石・石基が見られる)
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