共通テスト(理科) 過去問
令和6年度(2024年度)追・再試験
問85 (物理(第3問) 問5)

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問題

共通テスト(理科)試験 令和6年度(2024年度)追・再試験 問85(物理(第3問) 問5) (訂正依頼・報告はこちら)

音の速さと温度の関係について、後の問いに答えよ。

AさんとBさんが先生を交えて空気中を伝わる音の速さについて議論している。

Aさん:空気中を伝わる音の速さは、気温が1℃上がると0.6m/sだけ大きくなると習ったけど、どうして音の速さは温度によって変化するんだろう?
Bさん:音の波を伝える媒質は空気だから、理想気体の状態方程式から考えてみよう。

次の文章中の空欄(  )に入れる語句として最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。

物体に向けて音波を出し、それが反射して戻ってくるまでの時間と、20℃における音の速さを用いて、物体までの距離を測る装置がある。
気温が20℃よりも5℃上がったとき、気温による音の速さの変化が考慮されていないため、この装置は距離を約(   )見積もってしまうことになる。
  • 0.1%小さく
  • 0.1%大きく
  • 1%小さく
  • 1%大きく
  • 5%小さく
  • 5%大きく
  • 10%小さく
  • 10%大きく

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この過去問の解説 (1件)

01

解答 1%小さく

 

解説

前問より

v=v0{1+(t/546)}

であることを使います。

 

物体に向けて音波を出し、それが反射して戻ってくるまでの時間

をΔtとすると、物体までの距離Lは(風はないものとして)

「L=vΔt/2」です。

 

「気温の変化を考慮しないL」から「実際のL」を引いた差が、

「実際のL」の何倍であるかを計算します。

 

{(20℃のL)−(25℃のL)}/(25℃のL)

={(v20℃Δt/2)−(v25℃Δt/2)}÷(v25℃Δt/2)

=(v20℃−v25℃)/v25℃

=(−5/546)/{1+(25/546)}

=−5/571

≒−5/500(大雑把に近似)

=−0.01

つまり1%小さくなります。

 

よって答えは 1%小さく となります。

 

【別解】

公式「V=331.5+0.6t」を用いて、

V20℃−V25℃=−0.6×5=−3

V25℃=331.5+0.6×25=346.5 

(V25℃−V20℃)/V25℃

=−3/346.5

≒−3/300 (大雑把に近似)

=−0.01

と考えてもよいです。

選択肢3. 1%小さく

この選択肢が正解となります。

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