共通テスト(理科) 過去問
令和6年度(2024年度)追・再試験
問93 (化学(第1問) 問1)

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問題

共通テスト(理科)試験 令和6年度(2024年度)追・再試験 問93(化学(第1問) 問1) (訂正依頼・報告はこちら)

次の記述ア・イの両方に当てはまる塩(えん)はどれか。最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。

ア  水溶液は塩基性を示す。
イ  二重結合をもたない。
  • 塩化アンモニウム
  • 硫化ナトリウム
  • 乳酸ナトリウム
  • 塩化カルシウム

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この過去問の解説 (1件)

01

塩に関する基本的な理解力が問われています。

選択肢1. 塩化アンモニウム

塩化アンモニウムNH4Clは塩化水素HClとアンモニアNH3が中和して得られる正塩で、強酸+弱塩基なので、その水溶液は酸性を示します。

また、NH4ClはアンモニウムイオンNH4+と塩化物イオンCl-がイオン結合で結びついた化合物で、NH4+には単結合のみ存在します。

選択肢2. 硫化ナトリウム

硫化ナトリウムNa2Sは硫化水素H2Sと水酸化ナトリウムNaOHが中和して得られる正塩で、弱酸+強塩基なので、その水溶液は塩基性を示します。

また、Na2SはナトリウムイオンNa+と硫化物イオンS2-がイオン結合で結びついた化合物で、二重結合は存在しません。

選択肢3. 乳酸ナトリウム

乳酸ナトリウムはCH3CH(OH)COONaは乳酸CH3CH(OH)COOHと水酸化ナトリウムNaOHが中和して得られる正塩で、弱酸+強塩基なので、その水溶液は塩基性を示します。

また、CH3CH(OH)COONaは乳酸イオンCH3CH(OH)COO-とナトリウムイオンNa+がイオン結合で結びついた化合物で、CH3CH(OH)COO-には二重結合が存在します。

選択肢4. 塩化カルシウム

塩化カルシウムCaCl2は塩化水素HClと水酸化カルシウムCa(OH)2が中和して得られる正塩で、強酸+強塩基なので、その水溶液は中性を示します。

また、CaCl2はカルシウムイオンCa2+と塩化物イオンCl-がイオン結合で結びついた化合物で、二重結合は存在しません。

まとめ

以上のことから、記述ア・イに当てはまる塩は硫化ナトリウムということになります。

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