共通テスト(理科) 過去問
令和6年度(2024年度)追・再試験
問104 (化学(第2問) 問6)
問題文
下線部(c)について、液体試料中に含まれる微量な水H2Oの物質量を求める方法としてカールフィッシャー法がある。この方法では、メタノールにヨウ化カリウムKIなどを溶解した溶液に、微量のH2Oを含む液体試料を加え電気分解を行う。このとき電気分解によってI-から生成したI2が、同じ物質量のH2Oとともに反応により消費されることを利用している。H2Oがすべて消費され、余剰のI2が検出されるまでの電気分解に要した電気量からH2Oの物質量を求めることができる。
微量のH2Oを含んだある液体試料について、電流5.00✕10-2Aで電気分解したところ、余剰のI2が検出されるまでに193秒要した。この試料に含まれていたH2Oの物質量は何molか。最も適当な数値を、次の選択肢のうちから一つ選べ。ただし、流れた電流はすべてI2の生成に用いられたものとし、その他の物質の電極での反応は考えないものとする。
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問題
共通テスト(理科)試験 令和6年度(2024年度)追・再試験 問104(化学(第2問) 問6) (訂正依頼・報告はこちら)
下線部(c)について、液体試料中に含まれる微量な水H2Oの物質量を求める方法としてカールフィッシャー法がある。この方法では、メタノールにヨウ化カリウムKIなどを溶解した溶液に、微量のH2Oを含む液体試料を加え電気分解を行う。このとき電気分解によってI-から生成したI2が、同じ物質量のH2Oとともに反応により消費されることを利用している。H2Oがすべて消費され、余剰のI2が検出されるまでの電気分解に要した電気量からH2Oの物質量を求めることができる。
微量のH2Oを含んだある液体試料について、電流5.00✕10-2Aで電気分解したところ、余剰のI2が検出されるまでに193秒要した。この試料に含まれていたH2Oの物質量は何molか。最も適当な数値を、次の選択肢のうちから一つ選べ。ただし、流れた電流はすべてI2の生成に用いられたものとし、その他の物質の電極での反応は考えないものとする。
- 5.00✕10-5
- 1.00✕10-4
- 5.00✕10-4
- 1.00✕10-3
- 5.00✕10-3
- 1.00✕10-2
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この過去問の解説 (1件)
01
電気分解により、ヨウ化物イオンI-からヨウ素I2が生成されるので
2I-→I2+2e-・・・⑴
この反応で生じたI2が同じ物質量の水H2Oとともに反応により消費されます。
そして、すべてのH2Oが消費されると、余剰のI2が検出されるので、それまでに要した電子e-の物質量は
5.00×10-2A×193s/9.65×104C/mol=1.00×10-4mol
このことから、すべてのH2Oが消費されるまでに生じたI2の物質量は式⑴より
1.00×10-4mol✕1/2=5.00×10-5mol
これと同じだけの物質量のH2Oが反応したと考えることができるので、この試料に含まれていたH2Oの物質量は5.00×10-5molとなることが分かります。
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