共通テスト(理科) 過去問
令和6年度(2024年度)追・再試験
問112 (化学(第4問) 問3)
問題文
次に示す構造式のエステルを水酸化ナトリウム水溶液を使って加水分解し、図1に示した手順で分離操作を行って、カルボン酸AとアルコールBを得た。AとBは主にどの層に含まれるか。その組合せとして最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
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問題
共通テスト(理科)試験 令和6年度(2024年度)追・再試験 問112(化学(第4問) 問3) (訂正依頼・報告はこちら)
次に示す構造式のエステルを水酸化ナトリウム水溶液を使って加水分解し、図1に示した手順で分離操作を行って、カルボン酸AとアルコールBを得た。AとBは主にどの層に含まれるか。その組合せとして最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
- カルボン酸A:上層1 アルコールB:上層2
- カルボン酸A:上層1 アルコールB:下層2
- カルボン酸A:上層2 アルコールB:上層1
- カルボン酸A:下層2 アルコールB:上層1
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この過去問の解説 (1件)
01
このエステルを水酸化ナトリウムNaOH水溶液を用いて加水分解すると、次のような反応が起こります。
C6H5-COO-(CH2)4-C6H5+NaOH→C6H5-COONa+C6H5-(CH2)4-OH・・・⑴
問題文中のように静置すると、エーテル層と水層に分離します。
この時、密度はジエチルエーテルは水より小さいので、上層がエーテル層、下層が水層になります。
式⑴で生成したナトリウム塩は水に可溶なので、下層1(水層)、アルコールは上層1(エーテル層)に分離されます。
またAのナトリウム塩が溶けた下層1(水層)に塩酸を加えて同様の分離操作を行うと、弱酸である安息香酸が遊離します。
安息香酸は水に溶けにくいので、これは上層2(エーテル層)に分離されます。
以上のことから、Aは上層2、Bは上層1に含まれることになります。
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