共通テスト(理科) 過去問
令和7年度(2025年度)本試験
問4 (物理基礎(第1問) 問4)
問題文
次の文章中の空欄ア・イに入れる記号と語句の組合せとして最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
図3(a)の長いばねの左端を、ばねに沿った方向に、振動数と振れ幅が一定になるように振動させると、図3(b)のような縦波がばねを伝わっていく。ただし、ばねは図に描かれた範囲より右側に長く、右端からの波の反射はない。図3(a)は波のない状態を表していて、ばねの各点はつりあいの位置にある。図3(b)の瞬間の、ばねの各点の、つりあいの位置からの変位を考える。図のbのばねの点A,B,Cのうち変位が最も大きいのは、( ア )である。また、振動数を変えずに振れ幅を大きくしたとき、ばねが最も密になる点の間の距離Lは( イ )。ただし、振れ幅を変えても波の速さは変わらなかったものとする。
図3(a)の長いばねの左端を、ばねに沿った方向に、振動数と振れ幅が一定になるように振動させると、図3(b)のような縦波がばねを伝わっていく。ただし、ばねは図に描かれた範囲より右側に長く、右端からの波の反射はない。図3(a)は波のない状態を表していて、ばねの各点はつりあいの位置にある。図3(b)の瞬間の、ばねの各点の、つりあいの位置からの変位を考える。図のbのばねの点A,B,Cのうち変位が最も大きいのは、( ア )である。また、振動数を変えずに振れ幅を大きくしたとき、ばねが最も密になる点の間の距離Lは( イ )。ただし、振れ幅を変えても波の速さは変わらなかったものとする。
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問題
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共通テスト(理科)試験 令和7年度(2025年度)本試験 問4(物理基礎(第1問) 問4) (訂正依頼・報告はこちら)
次の文章中の空欄ア・イに入れる記号と語句の組合せとして最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
図3(a)の長いばねの左端を、ばねに沿った方向に、振動数と振れ幅が一定になるように振動させると、図3(b)のような縦波がばねを伝わっていく。ただし、ばねは図に描かれた範囲より右側に長く、右端からの波の反射はない。図3(a)は波のない状態を表していて、ばねの各点はつりあいの位置にある。図3(b)の瞬間の、ばねの各点の、つりあいの位置からの変位を考える。図のbのばねの点A,B,Cのうち変位が最も大きいのは、( ア )である。また、振動数を変えずに振れ幅を大きくしたとき、ばねが最も密になる点の間の距離Lは( イ )。ただし、振れ幅を変えても波の速さは変わらなかったものとする。
図3(a)の長いばねの左端を、ばねに沿った方向に、振動数と振れ幅が一定になるように振動させると、図3(b)のような縦波がばねを伝わっていく。ただし、ばねは図に描かれた範囲より右側に長く、右端からの波の反射はない。図3(a)は波のない状態を表していて、ばねの各点はつりあいの位置にある。図3(b)の瞬間の、ばねの各点の、つりあいの位置からの変位を考える。図のbのばねの点A,B,Cのうち変位が最も大きいのは、( ア )である。また、振動数を変えずに振れ幅を大きくしたとき、ばねが最も密になる点の間の距離Lは( イ )。ただし、振れ幅を変えても波の速さは変わらなかったものとする。
- ア:A イ:大きくなる
- ア:A イ:変わらない
- ア:A イ:小さくなる
- ア:B イ:大きくなる
- ア:B イ:変わらない
- ア:B イ:小さくなる
- ア:C イ:大きくなる
- ア:C イ:変わらない
- ア:C イ:小さくなる
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この過去問の解説 (3件)
01
「ア:B イ:変わらない」の組み合わせが正答となります。
横波で「腹と節の場所は変わらない」という特徴があることを思い出してみましょう。
同じように、縦波の特徴にも、「密と疎の場所は動かない」というものがあります。
このとき、「ばねで動かない点と動かない点があるとき、その間が動くことで、ばねはビヨンビヨンできている」というのは、とても想像しやすいでしょう。
ところで、Aは疎、Cは密で、いずれも動かない点です。
それであれば、AC間にあるBがビヨンビヨン動いている点だとわかります。
これを言い替えると、「最も変位が大きいのはB」となります。
ところで、縦波だと急に難しく感じることがあるため、ここからは大縄跳びを例に考えましょう。
「振れ幅を大きくする」、つまり、より大きく大縄跳びを回したなら、両端で回している人の位置は変わるでしょうか。
ただし、当問は右に無限に伸びている前提のため、大縄跳びも長さは無限にあるものとします。
大縄跳びをより大きく回したいとき、回し手が広がることはありません。
腹が小さくなって飛びづらくなります。
大縄跳びが有限の長さなら、回し手が近づくことはあります。
しかし無限の長さなら、回し手が近づくことなく縄を伸ばせるので、2人の人の位置は変わりません。
当問はそれと同じです。
「振れ幅を大きく」しても、回し手同士の間隔、大縄跳びの長さである距離Lは変わりません。
以上のことから、「Bが最も動き、距離Lは変わらない」が解答となります。
この選択肢が適当です。
まずは縦波と横波の特徴を押さえましょう。
縦波:密疎が移動するように見えるもの。代表例)音波、ばね
横波:腹節の大きさが変わって見えるもの。代表例)水面の波、大縄跳び
当問のように、縦波であるばねでも、縦波と横波の違いに影響のない部分であれば同一に考えてもよいことがあります。
特徴を押さえたうえで、それぞれの特徴を活かして、自分の考えやすいように噛み砕いて回答していきましょう。
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02
ア:B イ:変わらない
が答えとなります。
図3のAが疎の部分、Cが密な部分となります。
変位が最も大きい位置はその間の
Bの位置となります。
Lの長さは1周期分の波の波長に相当します。
振動数と波の速さは変わらなかったので、
波長も変わっていません。
そのためLの長さは変わらないです。
まとめると、
ア:B イ:変わらない
が答えとなります。
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03
解答 ア:B イ:変わらない
アの解説
Aは最も疎な部分、Cは最も密な部分で、これらの変位は0です。
つまりAとCは動いていません。
一方、Bは釣り合いの位置からC側に向かって変位しています。
よって答えは ア:B となります。
イの解説
ばねが最も密になる点の間の距離Lは波長に相当します。
振動数を変えずに振幅を変えても、波長は変化しません。
よって イ:変わらない となります。
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