共通テスト(理科) 過去問
令和7年度(2025年度)本試験
問6 (物理基礎(第2問) 問2)

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問題

共通テスト(理科)試験 令和7年度(2025年度)本試験 問6(物理基礎(第2問) 問2) (訂正依頼・報告はこちら)

「滑車と二つのおもりを用いて重力加速度の大きさgを測定する」という探究課題について、次の文章を読み、後の問いに答えよ。ただし、滑車はなめらかに回り、糸と滑車の質量および空気抵抗の影響を無視する。また、糸は伸び縮みせず、たるまないものとする。

図1のように、gより小さい大きさの加速度でおもりが運動する装置を考えよう。定滑車に糸をかけ、糸の両端に質量M,M′の二つのおもりをつけて静かにはなす。M≦M′のとき、二つのおもりの加速度の大きさaは、重力加速度の大きさgを用いて
a={(M′−M)/(M+M′)}g
と表される。この式から、aが測定できればgの値を求めることができるだろう。

M<M′のとき、質量M′のおもりが、はじめの位置から初速度0で距離hだけ落下したときの、おもりの速さをvとする。おもりの加速度の大きさaを表す式として正しいものを、次の選択肢のうちから一つ選べ。
問題文の画像
  • v2/h
  • 2v2/h
  • v2/2h
  • 4v2/h
  • v2/4h

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この過去問の解説 (3件)

01

正答「v2/2h」となります。

 

一定時間後の速度vは、初速度v0、加速度a、時間tを用いて下記のように表されます。
v=v0+at…(1)


一定時間t後の移動距離xは、v-tグラフにおける、式(1)が示す直線とv軸、t軸、t=tの直線に囲まれた面積となるので、式(1)をtについて積分して下記のようになります。
x=v0t+1/2at2…(2)
※面積を積分ではなく長方形と三角形に分けて計算する、と考えても同じ結果が得られます。

 

ところで、当問のように一定時間tの値がわからないことがあります。
 

そんなときには、式(1)をtについて整理した下記
t=(v-v0)/a
を式(2)に代入して、速度と距離のみの式にすることができます。
 

x=v0(v-v0)/a+1/2a((v-v0)/a)2
上記の式を展開して整理すると、下記の式が得られます。
v2-v02=2ax…(3)

 

これらの式(1)(2)(3)が等加速度運動の公式と呼ばれるものです。

 

今回は時間経過がわからず、距離x=hとわかっているため、式(3)が使えます。

v2-v02=2ah

 

そこに初速度v0=0を代入して、加速度aについて整理すると、下記が得られます。
a=v2/2h

選択肢3. v2/2h

この選択肢が適当です。

まとめ

公式は覚えていなくとも、式(1)の意味さえ理解して組み立てることができれば、あとはすぐに導出できます。
共通テストでは覚えているほうが時間短縮につながり有利ですが、式の意味はわかっておいたほうが応用しやすくなります。

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02

v2/2h が正解となります。

 

等加速度運動の公式

v2−v02=2ax

v:速度、v0:初速度、a:加速度、x:距離

の公式を使います。

 

それぞれ値を代入すると

v2−02=2ah

v2=2ah

a = v2/(2h)

となります。

 

したがって、

v2/2h が正解となります。

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03

解答 v2/2h

 

解説

質量M′のおもりに着目します。

このおもりは等加速度直線運動します。

「v2−v02=2ax」の公式を使います。

v2−02=2ah

これを変形して

a = v2/(2h)

を得ます。

 

よって答えは v2/2h となります。

選択肢3. v2/2h

この選択肢が正解となります。

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