共通テスト(理科) 過去問
令和7年度(2025年度)本試験
問11 (物理基礎(第3問) 問2)
問題文
比熱(比熱容量)の測定に関する、次の問いに答えよ。
抵抗値Rの抵抗に、時間Δtだけ電流Iを流し、発生した熱で熱容量Cの物体を加熱した。発生した熱がすべて物体の温度上昇に使われるものとするとき、温度変化ΔTを表す式として正しいものを、次の選択肢のうちから一つ選べ。
抵抗値Rの抵抗に、時間Δtだけ電流Iを流し、発生した熱で熱容量Cの物体を加熱した。発生した熱がすべて物体の温度上昇に使われるものとするとき、温度変化ΔTを表す式として正しいものを、次の選択肢のうちから一つ選べ。
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問題
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共通テスト(理科)試験 令和7年度(2025年度)本試験 問11(物理基礎(第3問) 問2) (訂正依頼・報告はこちら)
比熱(比熱容量)の測定に関する、次の問いに答えよ。
抵抗値Rの抵抗に、時間Δtだけ電流Iを流し、発生した熱で熱容量Cの物体を加熱した。発生した熱がすべて物体の温度上昇に使われるものとするとき、温度変化ΔTを表す式として正しいものを、次の選択肢のうちから一つ選べ。
抵抗値Rの抵抗に、時間Δtだけ電流Iを流し、発生した熱で熱容量Cの物体を加熱した。発生した熱がすべて物体の温度上昇に使われるものとするとき、温度変化ΔTを表す式として正しいものを、次の選択肢のうちから一つ選べ。
- RIΔt/C
- RIΔt/2C
- RI2Δt/C
- RI2Δt/2C
- IΔt/RC
- IΔt/2C
- I2Δt/RC
- I2Δt/2RC
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この過去問の解説 (3件)
01
正答は「RI2Δt/C」となります。
ジュールの法則より発生した熱量Qは以下となります。
Q=RI2Δt …(1)
また、発生した熱Qはすべて、物体の温度上昇に使われるため、上昇温度ΔTは以下となります。
ΔT=Q/C …(2)
式(2)に式(1)を代入すると、以下となります。
ΔT=RI2Δt/C
ジュールの法則は、電流内の自由電子が振動して物体の陽イオンに当たり、物体の熱運動が活発となるため物体の温度が上昇する、という考え方に基づいて生まれた公式です。
1秒あたりに1Cの電子が流れることを1Aとすることから、流れる自由電子の量は電流Iと電流を流す時間tを用いてIt(C)となります。
また流れる電子により生まれる熱量は、電流を流す能力(起電力)にもよることから、熱量Qは起電力Vを用いて、
Q=IVt
と表されます。
オームの法則「V=RI」を用いると、熱量Qは以下のようにも表せます。
Q=IVt=RI2t=V2/Rt
当問はこの2番目の、抵抗と電流のみで熱量を求める場合の式を用いています。
この選択肢が適当です。
電気の分野ではやたらと公式が多く感じてしまいます。
それは、導出方法が微積分を使うものであったり、単位の変換により起こるものです。
少しでも電気分野での正答率を上げたければ、まずは単位をしっかり覚えましょう。
たとえばA(アンペア)=C/s(クーロン/セカンド)などです。
絵を描いてイメージするのも有効です。
横に倒れた円柱を描いて導線とし、丸が移動することで電子が流れるイメージを掴みましょう。
そこから断面積や電荷の話が理解できれば、残りの公式もすぐにわかります。
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02
RI2Δt/C が正解となります。
ジュールの法則より発生した熱量Qは
Q=RI2Δt …①
となります。
発生した熱がすべて物体の温度上昇に使われるので、
Q=CΔT …②
となります。
①と②より、
RI2Δt=CΔT
ΔT=RI2Δt/C
となります。
よって、
RI2Δt/C が正解となります。
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03
解答 RI2Δt/C
解説
発生した熱をQとすると、ジュール熱の公式から
Q=RI2Δt …①
となります。
これが全部温度上昇に使われるので、
Q=CΔT …②
となります。
①②より、Q=RI2Δt/Cを得ます。
よって答えは RI2Δt/C となります。
この選択肢が正解となります。
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