共通テスト(理科) 過去問
令和7年度(2025年度)本試験
問19 (化学基礎(第1問) 問4)

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問題

共通テスト(理科)試験 令和7年度(2025年度)本試験 問19(化学基礎(第1問) 問4) (訂正依頼・報告はこちら)

常温・常圧で、それぞれの物質とそれを構成する化学結合の組合せとして誤っているものはどれか。最も適当なものを、次の選択肢のうちから一つ選べ。
  • 物質:塩素  化学結合:イオン結合
  • 物質:ヨウ化カリウム  化学結合:イオン結合
  • 物質:アンモニウム  化学結合:共有結合
  • 物質:ポリエチレン  化学結合:共有結合

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この過去問の解説 (2件)

01

化学結合の問題です。

共有結合とは、原子同士の単一で不安定な電子(不対電子)を共有し、共有電子対にする結合の事を呼びます。気体分子や水に溶けない固体は共有結合のものが多いです。

イオン結合とは、陽イオンと陰イオンが、電気的な引力(クーロン力)によって結合することを呼びます。金属元素と非金属元素との化合物や水溶性の化合物はイオン結合のものが多いです。

選択肢1. 物質:塩素  化学結合:イオン結合

これは誤りです。

塩素Cl2は、Cl原子が2個共有結合によってできる化合物(単体)です。

選択肢2. 物質:ヨウ化カリウム  化学結合:イオン結合

これは正しいです。

ヨウ化カリウムKIは、K+とI-がイオン化結合によってできる化合物です。

選択肢3. 物質:アンモニウム  化学結合:共有結合

これは正しいです。

アンモニウム(アンモニウムイオン)NH4+は、NH3にH+が結合したイオンです。

NH3の3つのHは共有結合によって形成されていますが、結合するH+はNの非共有電子対に配位結合する形でNH4+ができますが、このNに結合する4つのHの結合様式は区別できないため、共有結合となります。

 

選択肢4. 物質:ポリエチレン  化学結合:共有結合

これは正しいです。

ポリエチレン[-CH2-CH2-]nは、構成モノマーのエチレンC2H2も同様にCとHが共有結合によってできる化合物(ポリマー)です

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02

化学結合に関する問題です。

選択肢1. 物質:塩素  化学結合:イオン結合

誤り

 

塩素Clは非金属元素の原子であるので、Cl-Clは共有結合で結びつきます。

選択肢2. 物質:ヨウ化カリウム  化学結合:イオン結合

正しい

 

ヨウ素Iは非金属元素の原子であるのに対し、カリウムKは金属元素の原子なので、ヨウ化カリウムKIはイオン結合で結びつきます。

選択肢3. 物質:アンモニウム  化学結合:共有結合

正しい

 

窒素N及び水素Hはいずれもいずれも非金属元素の原子なので、アンモニウムNH3は共有結合で結びつきます。

選択肢4. 物質:ポリエチレン  化学結合:共有結合

正しい

 

ポリエチレンはエチレンCH2=CH2が付加重合した合成樹脂です。CH2=CH2の二重結合が開いて、別のCH2=CH2分子との間で共有結合を形成していきます。

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