共通テスト(理科) 過去問
令和7年度(2025年度)本試験
問41 (生物基礎(第2問) 問1)
問題文
運動すると心拍数や呼吸数が変化する。
これは、(a)運動量に伴って心拍や呼吸を調節する仕組みが存在するためである。
これについて、実験1を行った。
実験1
ペダルの負荷を変えることができる自転車を使って、実験参加者にペダルをこぐ運動をさせた。3種類の負荷の大きさ(大きい、中程度、小さい)を設定し、それぞれの負荷の大きさで6分間運動させ、その後安静にさせた。この運動を開始してから8分間、心拍数と呼吸数を計測し、その結果を図にまとめた。
実験1で、運動の開始直後、活発になる自律神経系の働きによって起こるからだの調節に関する記述として適当でないものを、次の選択肢のうちから一つ選べ。
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問題
共通テスト(理科)試験 令和7年度(2025年度)本試験 問41(生物基礎(第2問) 問1) (訂正依頼・報告はこちら)
運動すると心拍数や呼吸数が変化する。
これは、(a)運動量に伴って心拍や呼吸を調節する仕組みが存在するためである。
これについて、実験1を行った。
実験1
ペダルの負荷を変えることができる自転車を使って、実験参加者にペダルをこぐ運動をさせた。3種類の負荷の大きさ(大きい、中程度、小さい)を設定し、それぞれの負荷の大きさで6分間運動させ、その後安静にさせた。この運動を開始してから8分間、心拍数と呼吸数を計測し、その結果を図にまとめた。
実験1で、運動の開始直後、活発になる自律神経系の働きによって起こるからだの調節に関する記述として適当でないものを、次の選択肢のうちから一つ選べ。
- 瞳孔(ひとみ)が拡大する。
- 気管支が拡張する。
- 胃や腸のぜん動運動が促進する。
- 肝臓でグリコーゲンの分解が促進する。
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この過去問の解説 (2件)
01
運動直後に活発になるのは「交感神経」です。
この問題は「交感神経が優位な時に起こるからだの変化」をきちんと理解しているかを問われています。
これは適切な選択肢です。
交感神経が優位になると、多くの光を取り入れて周囲のものを見ようとするので、瞳孔(ひとみ)が拡大します。
これは適切な選択肢です。
交感神経が優位になるとたくさんの酸素を身体に取り込もうとする為、気管支が広がって空気の通りが良くなります。
これは適切でない選択肢です。(この設問の正解)
胃や腸のぜん動運動は「副交感神経が優位」に働いているときに起こるからだの変化です。
これは適切な選択肢です。
運動に必要なエネルギー(グルコース)を血液中に早く吸収させるために、肝臓に蓄えられたグリコーゲンの分解が進み、血糖値が上昇します。
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02
運動直後には、心拍数や呼吸数を増加させるために交感神経が活発になります。
交感神経が優位になると、瞳孔が拡大、気管支が拡張し、肝臓でグリコーゲンに分解が促進され、血糖が増えます。
一方で、体のエネルギーや血液を運動に必要な器官に優先的に回すために、胃や腸のぜん動運動は抑制されます。
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