共通テスト(理科) 過去問
令和7年度(2025年度)本試験
問42 (生物基礎(第2問) 問2)

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問題

共通テスト(理科)試験 令和7年度(2025年度)本試験 問42(生物基礎(第2問) 問2) (訂正依頼・報告はこちら)

ヒトのからだの調節に関する次の文章を読み、後の問いに答えよ。

運動すると心拍数や呼吸数が変化する。
これは、(a)運動量に伴って心拍や呼吸を調節する仕組みが存在するためである。
これについて、実験1を行った。

実験1
ペダルの負荷を変えることができる自転車を使って、実験参加者にペダルをこぐ運動をさせた。3種類の負荷の大きさ(大きい、中程度、小さい)を設定し、それぞれの負荷の大きさで6分間運動させ、その後安静にさせた。この運動を開始してから8分間、心拍数と呼吸数を計測し、その結果を図にまとめた。

次の記述a〜dのうち、実験1の結果から分かることとして適当な記述はどれか。その組合せとして最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。

a  運動の負荷が大きいほど心拍数は増加していたことから、心拍数は運動の負荷の大きさを示す目安になる。
b  どの負荷の大きさでも、心拍と呼吸の1分当たりの回数の上昇率は、運動の終了直前に最も大きくなる。
c  どの負荷の大きさでも、6分後の時点では、からだに供給される血液中の酸素量が安静時より高い状態にある。
d  どの負荷の大きさでも、心拍と呼吸の1分当たりの回数は、運動の終了後もそのまま上昇し続ける。
問題文の画像
  • a、b
  • a、c
  • a、d
  • b、c
  • b、d
  • c、d

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この過去問の解説 (2件)

01

グラフ正しく読み取ることができるかを問われている問題です。

それではa~dの記述をみていきましょう。

 

a.運動の負荷が大きいほど心拍数は増加していたことから、心拍数は運動の負荷の大きさを示す目安になる

 

図1を見てみると、負荷大>負荷中>負荷小の順番で心拍数が増加しています。したがって心拍数は運動の負荷の大きさを示す目安になるという記述は適切です。

 

b.どの負荷の大きさでも、心拍と呼吸の1分当たりの回数の上昇率は、運動の終了直前に最も大きくなる。

 

図1を見てみると、グラフの上昇率が一番高くなるのは「運動開始直後(0~1分頃)」です。運動終了直前はほぼ横ばいになっており、上昇率は小さいので、この記述は誤りです。

 

c.どの負荷の大きさでも、6分後の時点では、からだに供給される血液中の酸素量が安静時より高い状態にある。

 

運動開始前に比べると、6分後時点での心拍数および呼吸数は大幅に増加しています。

心拍数と呼吸数が高いということは、それだけ多くの酸素を身体に取り込み、全身に血液(酸素)を送り出す効率が高まっていることを意味しているので、この記述は適切です。


d.どの負荷の大きさでも、心拍と呼吸の1分当たりの回数は、運動の終了後もそのまま上昇し続ける。

 

図1を見てみると、運動が終了する6分を過ぎると、心拍数および呼吸数は下降していることが分かります。したがってこの記述は誤りです。

 

選択肢1. a、b

これは誤りです。

選択肢2. a、c

これは正解です。

選択肢3. a、d

これは誤りです。

選択肢4. b、c

これは誤りです。

選択肢5. b、d

これは誤りです。

選択肢6. c、d

これは誤りです。

まとめ

グラフの内容と選択肢の内容をしっかり照らし合わせて、正しい記述を選びましょう。

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02

a

図1から、負担が大きいほど心拍数が増加していることが分かります。心拍数は運動強度(負担)の指標として利用できると言えます。

 

b

図1から、運動開始直後は心拍数は急激に増加し、運動終了直前には増加量が緩やかになっています。よって、「終了直前に最も大きくなる」という点が誤りとなります。

 

c

運動中は呼吸数・心拍数が増加しており、酸素供給量は安静時より増えています。

 

d

運動終了後は、徐々に安静時の値へ戻っているので、「運動終了後も上昇し続ける」という点が誤りとなります。

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