共通テスト(理科) 過去問
令和7年度(2025年度)本試験
問73 (物理(第2問) 問2)
問題文
図1のように伸び縮みしない軽い糸の一端に質量mの小球をつけ、糸の他端を点Pに固定した。空気抵抗および点Pでの摩擦は無視できるものとする。点Pから小球までの長さ(振り子の長さ)をLとする。最下点にあるときの小球の位置Oを原点とし、鉛直方向にy軸、水平方向にx軸をとり、振り子をxy面内で振動させた。図1のように点Oからの円弧に沿った小球の変位をs,糸がy軸となす角をθ、重力加速度の大きさをgとする。振り子がx軸の正の向きに振れたときのsを正とする。このとき、s=Lθが成り立つ。糸の最大の振れ角θ0が小さく、運動の範囲内ではsinθ≒θの近似が成り立つ場合を考える。
次の文章中の空欄ア・イに入れる式の組合せとして正しいものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
小球の運動は、点Oを中心とする振幅Lθ0の単振動とみなすことができる。小球が点Oをx軸の負から正の向きに最初に通過する瞬間を時刻t=0としたとき、時刻tにおける小球の変位sは、角振動数をωとして、
s=Lθ0✕( ア )
と表せる。
また、ω=( イ )となる。
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問題
共通テスト(理科)試験 令和7年度(2025年度)本試験 問73(物理(第2問) 問2) (訂正依頼・報告はこちら)
図1のように伸び縮みしない軽い糸の一端に質量mの小球をつけ、糸の他端を点Pに固定した。空気抵抗および点Pでの摩擦は無視できるものとする。点Pから小球までの長さ(振り子の長さ)をLとする。最下点にあるときの小球の位置Oを原点とし、鉛直方向にy軸、水平方向にx軸をとり、振り子をxy面内で振動させた。図1のように点Oからの円弧に沿った小球の変位をs,糸がy軸となす角をθ、重力加速度の大きさをgとする。振り子がx軸の正の向きに振れたときのsを正とする。このとき、s=Lθが成り立つ。糸の最大の振れ角θ0が小さく、運動の範囲内ではsinθ≒θの近似が成り立つ場合を考える。
次の文章中の空欄ア・イに入れる式の組合せとして正しいものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
小球の運動は、点Oを中心とする振幅Lθ0の単振動とみなすことができる。小球が点Oをx軸の負から正の向きに最初に通過する瞬間を時刻t=0としたとき、時刻tにおける小球の変位sは、角振動数をωとして、
s=Lθ0✕( ア )
と表せる。
また、ω=( イ )となる。
- ア:sinωt イ:√(g/L)
- ア:sinωt イ:√(L/g)
- ア:sinωt イ:(1/2π)√(g/L)
- ア:sinωt イ:2π√(L/g)
- ア:conωt イ:√(g/L)
- ア:conωt イ:√(L/g)
- ア:conωt イ:(1/2π)√(g/L)
- ア:conωt イ:2π√(L/g)
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この過去問の解説 (1件)
01
解答 ア:sinωt イ:√(g/L)
アの解説
「sinωt」と「conωt」の2択問題です。
問題文より、小球が点Oをx軸の負から正の向きに
最初に通過する瞬間を時刻t=0とするので、
グラフのt=0付近の振る舞いを考えて、
整合するのは「sinωt」の方であると判断できます。
よって答えは ア:sinωt となります。
イの解説
小球の運動方程式は
ma = −mgθ
であり、両辺をmで割って
a = −gθ
となり、s=Lθ(つまりθ=s/L)より
a = −(g/L)s
となります。
これを単振動の公式「a=−ω2x」と比較して、
ω=√(g/L)を得ます。
あるいは公式
T=2π√(L/g)
を暗記していれば、これと「T=2π/ω」から
ω=√(g/L)
を得ることができます。
よって答えは イ:√(g/L) となります。
この選択肢が正解となります。
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