共通テスト(理科) 過去問
令和7年度(2025年度)本試験
問74 (物理(第2問) 問3)
問題文
図1のように伸び縮みしない軽い糸の一端に質量mの小球をつけ、糸の他端を点Pに固定した。空気抵抗および点Pでの摩擦は無視できるものとする。点Pから小球までの長さ(振り子の長さ)をLとする。最下点にあるときの小球の位置Oを原点とし、鉛直方向にy軸、水平方向にx軸をとり、振り子をxy面内で振動させた。図1のように点Oからの円弧に沿った小球の変位をs,糸がy軸となす角をθ、重力加速度の大きさをgとする。振り子がx軸の正の向きに振れたときのsを正とする。このとき、s=Lθが成り立つ。糸の最大の振れ角θ0が小さく、運動の範囲内ではsinθ≒θの近似が成り立つ場合を考える。
次の文章中の空欄ウ〜オに入れる式と語の組合せとして最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
振り子がN往復する時間tNをストップウォッチで測定して、TN=tN/Nの値から周期を求めた。観測者がストップウォッチで測定した時間tNが、振り子がN往復する時間の正確な値より、Δtだけ長かった場合を考える。このとき、TNは周期の正しい値よりも、( ウ )だけ( エ )見積もられる。これは実験誤差の一つである。Nを変えて同じ実験をするとき、誤差Δtが同じ値であるとすると、Nが大きいほど、この実験誤差は( オ )なる。
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問題
共通テスト(理科)試験 令和7年度(2025年度)本試験 問74(物理(第2問) 問3) (訂正依頼・報告はこちら)
図1のように伸び縮みしない軽い糸の一端に質量mの小球をつけ、糸の他端を点Pに固定した。空気抵抗および点Pでの摩擦は無視できるものとする。点Pから小球までの長さ(振り子の長さ)をLとする。最下点にあるときの小球の位置Oを原点とし、鉛直方向にy軸、水平方向にx軸をとり、振り子をxy面内で振動させた。図1のように点Oからの円弧に沿った小球の変位をs,糸がy軸となす角をθ、重力加速度の大きさをgとする。振り子がx軸の正の向きに振れたときのsを正とする。このとき、s=Lθが成り立つ。糸の最大の振れ角θ0が小さく、運動の範囲内ではsinθ≒θの近似が成り立つ場合を考える。
次の文章中の空欄ウ〜オに入れる式と語の組合せとして最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
振り子がN往復する時間tNをストップウォッチで測定して、TN=tN/Nの値から周期を求めた。観測者がストップウォッチで測定した時間tNが、振り子がN往復する時間の正確な値より、Δtだけ長かった場合を考える。このとき、TNは周期の正しい値よりも、( ウ )だけ( エ )見積もられる。これは実験誤差の一つである。Nを変えて同じ実験をするとき、誤差Δtが同じ値であるとすると、Nが大きいほど、この実験誤差は( オ )なる。
- ウ:Δt エ:大きく オ:小さく
- ウ:Δt エ:大きく オ:大きく
- ウ:Δt エ:小さく オ:小さく
- ウ:Δt エ:小さく オ:大きく
- ウ:Δt/N エ:大きく オ:小さく
- ウ:Δt/N エ:大きく オ:大きく
- ウ:Δt/N エ:小さく オ:小さく
- ウ:Δt/N エ:小さく オ:大きく
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この過去問の解説 (1件)
01
解答 ウ:Δt/N エ:大きく オ:小さく
解説
Δt=tN−(正確なN往復時間)
TN=tN/N
(正確な周期)=(正確なN往復時間)/N
TN−(正確な周期)
=tN/N−(正確なN往復時間)/N
=Δt/N
以上よりTNは周期の正しい値よりも、
Δt/Nだけ大きく見積もられます。
Δtが同じとき、Nが大きいほどΔt/Nは小さくなります。
よって答えは
ウ:Δt/N エ:大きく オ:小さく
となります。
この選択肢が正解となります。
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