共通テスト(理科) 過去問
令和7年度(2025年度)本試験
問94 (化学(第1問) 問4)

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

共通テスト(理科)試験 令和7年度(2025年度)本試験 問94(化学(第1問) 問4) (訂正依頼・報告はこちら)

コロイドに関する記述として誤りを含むものはどれか。最も適当なものを、次の選択肢のうちから一つ選べ。
  • 親水コロイド溶液に多量の電解質を加えたときに沈殿が生じる現象を塩析という。
  • 分散媒が液体で分散質も液体のコロイドを懸濁液(サスペンション)という。
  • コロイド粒子が電荷を帯びていれば、コロイド溶液に直流電圧をかけると、コロイド粒子は自身が帯電している電荷とは反対符号の電極側に移動する。
  • 水に分散したコロイド粒子が不規則に運動するのは、分散媒である水分子がコロイド粒子に不規則に衝突するためである。
  • コロイド溶液に強い光線を当てると光の通路が明るく見えるのは、コロイド粒子が光を散乱するためである。

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (2件)

01

コロイド溶液とは、コロイド粒子と呼ばれる微粒子が媒体中に分散している状態をいいます。

コロイド溶液の特徴として、溶液内に光を当てると光の通路が見えるチンダル現象、微粒子が不規則に運動をするブラウン運動などがあります。

選択肢1. 親水コロイド溶液に多量の電解質を加えたときに沈殿が生じる現象を塩析という。

これは正しいです。

親水コロイド溶液に多量の電解質を加えて時に沈殿が生じる現象を塩析といいます。

また、疎水コロイドに少量の電解質を加えて沈殿が生じる現象を凝析といいます。

選択肢2. 分散媒が液体で分散質も液体のコロイドを懸濁液(サスペンション)という。

これは誤りです。

分散媒が液体で、分散質も液体のコロイドはエマルション(エマルジョン)といいます。

牛乳やマヨネーズなどがあります。

選択肢3. コロイド粒子が電荷を帯びていれば、コロイド溶液に直流電圧をかけると、コロイド粒子は自身が帯電している電荷とは反対符号の電極側に移動する。

これは正しいです。

電荷を帯びたコロイド粒子に電流を掛けると、正コロイドは負極へ、負コロイドは正極へ移動します。

選択肢4. 水に分散したコロイド粒子が不規則に運動するのは、分散媒である水分子がコロイド粒子に不規則に衝突するためである。

これは正しいです。

水に分散したコロイド粒子が不規則に運動するのはブラウン運動といい、分散剤である水分子がコロイド粒子に衝突するために生じます。

選択肢5. コロイド溶液に強い光線を当てると光の通路が明るく見えるのは、コロイド粒子が光を散乱するためである。

これは正しいです。

コロイド溶液に強い光線を当てると光の通路が見えるのはチンダル現象といい、これはコロイド粒子が光を散乱するため生じます。

参考になった数0

02

コロイドに関する問題です。

選択肢1. 親水コロイド溶液に多量の電解質を加えたときに沈殿が生じる現象を塩析という。

正しい

 

疎水コロイドの溶液に少量の電解質を加えると沈殿が生じますが、これを凝析といいます。

選択肢2. 分散媒が液体で分散質も液体のコロイドを懸濁液(サスペンション)という。

誤り

 

分散媒が液体で、分散質が固体のコロイドを懸濁液(サスペンション)といいます。

選択肢3. コロイド粒子が電荷を帯びていれば、コロイド溶液に直流電圧をかけると、コロイド粒子は自身が帯電している電荷とは反対符号の電極側に移動する。

正しい

 

この現象のことを電気泳動といいます。

選択肢4. 水に分散したコロイド粒子が不規則に運動するのは、分散媒である水分子がコロイド粒子に不規則に衝突するためである。

正しい

 

この現象のことをブラウン運動といいます。

選択肢5. コロイド溶液に強い光線を当てると光の通路が明るく見えるのは、コロイド粒子が光を散乱するためである。

正しい

 

この現象のことをチンダル現象といいます。

参考になった数0