共通テスト(理科) 過去問
令和7年度(2025年度)追・再試験
問4 (物理基礎(第1問) 問4)

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問題

共通テスト(理科)試験 令和7年度(2025年度)追・再試験 問4(物理基礎(第1問) 問4) (訂正依頼・報告はこちら)

高さ0の地点から鉛直上向きに物体を投げ上げたとき、物体の運動エネルギーを縦軸、重力による位置エネルギーを横軸にとったグラフとして最も適当なものは、( A )である。
また、物体が投げ上げられてから最高点に到達するまでの間の、物体の運動エネルギーを縦軸、時間を横軸にとったグラフとして最も適当なものは、( B )である。
高さ0のときの位置エネルギーを0とし、空気抵抗は無視できるものとする。

( B )にあてはまるグラフを次のうちから一つ選べ。
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この過去問の解説 (3件)

01

正解は「初めは急に減少し、次第にゆるやかになって0になる、下に凸の曲線のグラフ」です。

 

この問題では、物体を鉛直上向きに投げ上げたときの、運動エネルギーと時間の関係を考えます。

物体を上向きに投げ上げると、重力によって速さが一定の割合で減少し、最高点では速さが0になります。

 

運動エネルギーは、次の式で求められます。

運動エネルギー=(1/2)×質量×速さ²

つまり、運動エネルギーは速さの2乗に比例します。

 

そのため、速さが一定の割合で減少しても、運動エネルギーは一定の割合では減少しません。

投げ上げた直後は運動エネルギーが大きく減少しますが、最高点に近づくにつれて減少する割合が小さくなります。

 

したがって、グラフは初めは急に下がり、次第にゆるやかになる曲線になります。

選択肢3. 解答選択肢の画像

正解です。

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02

正答は「下に凸(谷型)の放物線のグラフ」です。

 

物体の運動エネルギーをK、時間をtとします。

物体の質量をm、物体の速度をv、物体の初速度をv0、重力加速度の大きさをgとするとき、
鉛直投げ上げでの速度vは以下の式となります。
v=v0−gt …(1)

 

また、運動エネルギーの式は一般的に以下となります。
K=1/2mv2 …(2)


式(2)に式(1)を代入すると、
=1/2m(v0−gt)2
となり、tの二次方程式であることがわかります。

そのため、直線ではなく曲線、それも放物線であるとわかります。

 

また、t2の係数が1/2mg2と正であることから、下に凸(谷型)の放物線だとわかります。

 

そのため、Bに当てはまるグラフは、谷型の放物線の一部である、下に凸の曲線となります。

選択肢3. 解答選択肢の画像

この選択肢が適当です。

まとめ

ちなみに、式(2)をtについて整理すると以下のようになります。
K=1/2mg2(t−v0/g)2

 

これをグラフ上で説明すると、Bに当てはまるK-tグラフが点(0,v0/g)で頂点となることを表し、グラフを延長していくと、Kの値は再び正の方向へ伸びていくことを示しています。

 

これを運動とエネルギーへ換算して読み解くと、t=v0/gで物体は最高到達点となり、その後落下しつつ速度を増していくため、運動エネルギーが増大することを示しています。

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03

解答 下に凸の放物線のグラフ(以下の図を参照)

 

解説

物体の運動エネルギーをK、時間をtとします。

物体の質量をm、物体の速度をvとします。

物体の初速度をv0とします。

重力加速度の大きさをgとします。

 

鉛直投げ上げは重力下の等加速度運動ですから、

v=v0 − gt

となります。よって

K=(1/2)mv2

=(1/2)m(v0 − gt)2

=(1/2)mg2(t − v0/g)2

 

よってK-tグラフは、

・下に凸の放物線

・t=0のときK=(1/2)mv02

・t=v0/gのときK=0 (頂点)

という特徴を持った曲線になります。

 

以上と整合する選択肢が正解となります。

選択肢3. 解答選択肢の画像

この選択肢が正解となります。

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