共通テスト(理科) 過去問
令和7年度(2025年度)追・再試験
問12 (物理基礎(第3問) 問2)

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問題

共通テスト(理科)試験 令和7年度(2025年度)追・再試験 問12(物理基礎(第3問) 問2) (訂正依頼・報告はこちら)

次の文章Aを読み、後の問いに答えよ。

A  複数の乾電池を使う機器には、「新しい乾電池と古い乾電池を一緒に使わないでください」といった注意書きがよくあるが、ここではその理由を考える。

図1のように、電圧Vの電源と抵抗値Rの抵抗をつないで回路を作った。

乾電池は内部に小さい値の抵抗をもっており、直流電源と抵抗が直列に接続されたものとみなせる。この直流電源の電圧を、以下では内部電圧と呼ぶことにする。図2(a)に示すような、内部電圧がVで抵抗値がrの抵抗をもつ乾電池を考える。

図2(b)に示すように、この乾電池に電球を接続したところ、Iの電流が流れた。そのときの電球の抵抗値を表す式として正しいものを、次のうちから一つ選べ。
問題文の画像
  • r
  • V/I
  • V/r
  • V/rI
  • (V+rI)/I
  • (V−rI)/I
  • Vr/(V+rI)
  • Vr/(V−rI)

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この過去問の解説 (3件)

01

乾電池の起電力をV、内部抵抗をr、電流をI、電球の抵抗をRとします。

 

回路全体にオームの法則を適用すると、

V = IR + Ir

(このように回路1周分の電圧をオームの法則でつなげることを「キルヒホッフの法則」といいます。)

 

電球の抵抗Rについて整理すると、

IR = V - Ir

R = (V - Ir)/I

選択肢6. (V−rI)/I

この選択肢が答えになります。

まとめ

オームの法則 V = IR をもとに回路の電圧を結びつける「キルヒホッフの法則」を理解しましょう。

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02

正答は「(V−rI)/I」です。

 

「内部電圧」「内部抵抗」など、「内部」とついていますが、問題文ではっきりと「直流電源の電圧を、以下では内部電圧と呼ぶ」と書かれている以上、通常の電圧と変わりないことに気づきましょう。


「内部抵抗」は、電圧を発するものでありながら抵抗でもある、との意味です。
しかし、図2(a)で描かれているように、直列回路の抵抗と考えていいことに留意しましょう。

 

そこさえ押さえていれば、あとはオームの法則を利用するだけです。

 

 

電球の抵抗値をRとすると、回路全体の合成抵抗は以下となります。
(r+R)

 

オームの法則より、以下が成り立ちます。
V=(r+R)I

 

これを、Rについて整理すると以下のようになります。
R=(V−rI)/I

選択肢6. (V−rI)/I

この選択肢が適当です。

まとめ

R=V/I-r
でも正解ですが、選択肢にないため、「I」を約分しない形が正解となります。

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03

解答 (V−rI)/I

 

解説

電球の抵抗値をRとすると、

回路全体の合成抵抗は

(r+R)になります。

 

オームの法則より

V=(r+R)I

変形して

V=rI+RI

RI=V−rI

R=(V−rI)/I

 

よって答えは (V−rI)/I となります。

選択肢6. (V−rI)/I

この選択肢が正解となります。

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