共通テスト(理科) 過去問
令和7年度(2025年度)追・再試験
問14 (物理基礎(第3問) 問4)

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

共通テスト(理科)試験 令和7年度(2025年度)追・再試験 問14(物理基礎(第3問) 問4) (訂正依頼・報告はこちら)

次の文章Bを読み、後の問いに答えよ。

B  気柱の共鳴現象について考えよう。ただし、開口端補正は考えないことにする。

次の文章中の空欄( ウ )・( エ )に入れる語句の組合せとして最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。

図4のように開管の一端近くに発振器につないだスピーカーを置き、発生する音の( ウ )を0から徐々に大きくしていくと、ある値で最初の共鳴が起きた。そのときの音の( ウ )は、管の( エ )。
問題文の画像
  • ウ:振幅   エ:長さが長いほど大きい
  • ウ:振幅   エ:長さが長いほど小さい
  • ウ:振幅   エ:長さによらない
  • ウ:振動数  エ:長さが長いほど大きい
  • ウ:振動数  エ:長さが長いほど小さい
  • ウ:振動数  エ:長さによらない

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

正解は「ウ:振動数 エ:長さが長いほど小さい」です。

 

この問題では、開管(両端が開いた管)で起こる音の共鳴について考えます。

共鳴とは、音の振動数が管の中の空気の振動しやすい振動数と一致したときに、空気が大きく振動する現象です。

音の振動数を0から徐々に大きくすると、ある振動数で最初の共鳴が起こります。

 

開管では、最初の共鳴が起こるとき、管の長さは音の波長の半分になります。

管の長さをL、音の波長をλとすると、

L=λ÷2

つまり、

λ=2Lとなります。

 

また、音の速さをv、振動数をfとすると、

v=f×λという関係があります。

 

これらの式から、

f=v÷(2L)となります。

 

音の速さが一定の場合、管の長さLが大きくなるほど、最初の共鳴が起こる振動数fは小さくなります。

参考になった数0

02

正答は「ウ:振動数 エ:長さが長いほど小さい」となります。

 

振幅を大きくするということは、それだけ大きな音を鳴らすということです。

 

共鳴とは、ある音が対象物の固有振動数となることで、対象物も鳴り始める現象です。

 

大きな音を鳴らしても、残念ながら共鳴とは関係ありません。

 

 

常温のとき、音の進む速さは約340m/sと一定です。

また、音の速さをv、振動数をf、波長をλとしたとき、v=fλの関係があります。

これを書き換えると、

f=v/λ

となります。

 

ところで、最初に開管が共鳴したときは、両端を腹とする定常波ができています。

開管の長さをLとすると、下記が成り立ちます。

L=λ/2

 

ゆえに、

λ=2L

 

これを振動数の式に導入すると、

f=v/λ=v/2L

となります。

 

vは一定値のため、fとLの関係は、

Lが大きくなるほどfは小さく

Lが小さくなるほどfは大きく

なる反比例の関係だとわかります。

 

以上から、空欄(エ)は「長さが長いほど小さい」となります。

選択肢5. ウ:振動数  エ:長さが長いほど小さい

この選択肢が適当です。

まとめ

もしこのあと「波長の長さを求めよ」と続く場合には、L=2λと、「2」が入ることに注意しなければなりません。

 

また、共鳴、開口端補正などの意味は押さえておきましょう。

参考になった数0

03

解答 ウ:振動数  エ:長さが長いほど小さい

 

ウの解説

ウは「振幅」か「振動数」の2択です。

以下の式でわかるように、共鳴に関係あるのは

振動数の方で、振幅は関係ありません。

 

開管の長さをLとしたとき、基本振動の波長λは

λ=L/2

であり、音速をVとして基本振動数fは

f=V/λ=V/2L

となります。

Lが大きいほどfは小さくなります。

 

よって答えは ウ:振動数  エ:長さが長いほど小さい となります。

選択肢5. ウ:振動数  エ:長さが長いほど小さい

この選択肢が正解となります。

参考になった数0