共通テスト(理科) 過去問
令和7年度(2025年度)追・再試験
問53 (地学基礎(第1問) 問2)

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問題

共通テスト(理科)試験 令和7年度(2025年度)追・再試験 問53(地学基礎(第1問) 問2) (訂正依頼・報告はこちら)

A  固体地球に関する次の問いに答えよ。

次の文章中の( ア )・( イ )に入れる語句の組合せとして最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。

大きな地震(本震)に引き続いて、多数の余震が起こる。本震の直後に発生した余震の震源分布域は、本震の震源域と( ア )ことが多い。
ある年の5月1日に本震が発生した。次の図1は、その震源付近の領域で1日あたりに発生した地震の回数を、4月1日から積算した数(累積数)として模式的に示している。この図から、本震発生後、1日あたりに発生した余震の数は、時間とともに( イ )という特徴を示すことがわかる。
問題文の画像
  • ア:重なる  イ:減っていく
  • ア:重なる  イ:増えていく
  • ア:重ならない  イ:減っていく
  • ア:重ならない  イ:増えていく

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この過去問の解説 (3件)

01

この問題は、本震と余震の発生場所の関係と、余震の発生数が時間とともにどのように変化するかを問われています。

ポイントは、次の2点です。

・余震は本震による断層の破壊と関係して発生する。

・余震の数は、時間とともに減少する。

選択肢1. ア:重なる  イ:減っていく

(ア)

本震が起こると、地下の断層が急激にずれます。その後、断層周辺にはまだバランスが不安定な部分が残るため、そこが再びずれることで余震が発生します。そのため、余震の震源は本震で破壊された断層周辺に集中し、本震と震源域が重なることが多いです。

よって、(ア)=重なるとなります。

 

(イ)

図では、本震が起こった5月1日の直後に累積地震数が急激に増加しています。これは、本震直後には、1日に発生する余震の数が多いことを示しています。しかし、時間が経つにつれて累積数の増加は緩やかになっています。

これは、

・はじめは余震が多くなる。

・時間の経過とともに、1日あたりの余震数は少なくなる。

ことを意味しています。

よって、(イ)=減っていくとなります。

参考になった数1

02

本震後に起こる余震の分布と、余震の発生数が時間とともにどう変化するかを問う問題です。

選択肢1. ア:重なる  イ:減っていく

余震は、本震で破壊された断層周辺で多く発生します。
そのため、本震直後の余震の震源分布域は、本震の震源域と重なることが多いです。

 

また、図を見ると、本震直後は累積数が急に増えていますが、その後は増え方がゆるやかになっています。
 

これは、1日あたりに発生する余震の数が時間とともに減っていくことを示しています。

まとめ

したがって正しい組合せは、
「ア:重なる イ:減っていく」 

です。

参考になった数0

03

余震の震源域の分布と、余震の発生頻度の時間変化に関する特徴をおさえましょう。

では、問題を見てみましょう。

選択肢1. ア:重なる  イ:減っていく

余震の震源は、本震を起こした断層面と重なる領域に分布することが多いです。これは余震が本震と同じ断層の破壊に関係しているためです。

また、余震の発生頻度は時間とともに減っていく(大森公式)という特徴があります。

そのため、この選択肢は正しいです。

まとめ

・余震の震源域は本震の震源域と重なる

・余震の発生数は時間とともに減少する(大森公式)。

・本震直後に最も多く、その後急激に減少する。

参考になった数0