共通テスト(理科) 過去問
令和7年度(2025年度)追・再試験
問61 (地学基礎(第3問) 問1)

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問題

共通テスト(理科)試験 令和7年度(2025年度)追・再試験 問61(地学基礎(第3問) 問1) (訂正依頼・報告はこちら)

太陽系の天体に関する次の問いに答えよ。

太陽について述べた次の文a〜dのうち、内容が正しい二つの文の組合せとして最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。

a  原始太陽がゆっくり膨張して太陽になった。
b  太陽の核融合反応はその中心部で起こっている。
c  太陽を構成する元素は酸素が最も多い。
d  太陽は現在、主系列星の段階にある。
  • aとb
  • aとc
  • aとd
  • bとc
  • bとd
  • cとd

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この過去問の解説 (3件)

01

この問題では、太陽の誕生・内部構造・組成・進化について問われています。

 

a 原始太陽がゆっくり膨張して太陽になった。

→太陽は、星間空間にあるガスやちり(星間物質)が重力によって収縮してできたものです。収縮して、中心部の温度が約1500万℃に達すると、水素の核融合反応が始まり、現在の太陽になりました。

つまり、太陽は膨張したのではなく、収縮して誕生したので、この選択肢は誤りとなります。

 

b 太陽の核融合反応はその中心部で起こっている。

→太陽は中心部で温度・圧力が非常に高くなっており、水素原子が融合してヘリウムになる核融合反応が起こっています。

この反応で生じたエネルギーが、光や熱となって地球まで届いています。

よって、この選択肢は正しいと言えます。

 

c 太陽を構成する元素は酸素が最も多い。

→太陽の主な主成分は、次の通りです。

約75%:水素

・約24%:ヘリウム

・約1%:酸素・炭素・鉄などのその他の元素。

最も多い元素は水素であり、酸素ではありません。

よって、この選択肢は誤りとなります。

 

d 太陽は現在、主計列星の段階にある

→現在の太陽は、中心部で水素の核融合を続けている主計列星です。この段階は恒星として最も長い時期で、太陽は約46億年前に誕生し、今も主計列星として安定した状態にあります。

よって、この選択肢は正しいと言えます。

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02

太陽の誕生・内部構造・主成分・進化段階について、基本事項を正しく理解しているかを問う問題です。

選択肢5. bとd

a:誤り
原始太陽は、星間雲の密度の高い部分が重力によって収縮してできました。ゆっくり膨張して太陽になったわけではありません。

 

b:正しい
太陽の核融合反応は、温度と圧力が非常に高い中心部で起こっています。

 

c:誤り
太陽を構成する元素で最も多いのは水素です。次に多いのがヘリウムです。

 

d:正しい
太陽は現在、中心部で水素の核融合を行っている主系列星の段階にあります。

まとめ

正しい文は、
b と d 

です。

 

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03

太陽に関する記述の正誤を問う問題です。

太陽の形成過程、核融合の場所、主成分、進化の段階を正確に覚えましょう。

では、問題を見てみましょう。

選択肢5. bとd

【a】原始太陽がゆっくり膨張して太陽になった。

原始太陽は重力収縮によって中心温度が上昇し、核融合が始まることで現在の太陽になりました。

「膨張」ではなく「収縮」が正しいので、この文は誤りです。

 

【b】太陽の核融合反応はその中心部で起こっている。

太陽の内部で核融合が起きるには非常に高い温度と圧力が必要です。

その条件を満たすのは太陽の中心核の部分です。

正しい記述です。

 

【c】太陽を構成する元素は酸素が最も多い。
太陽の主成分は水素(約70%)であり、酸素は多くないため、誤りです。

 

【d】太陽は現在、主系列星の段階にある。

主系列星とは、中心で水素の核融合を行っている安定した段階の恒星です。

太陽は現在、主系列星の段階にあり、あと約50億年は主系列星として輝き続けると考えられています。

正しい記述です。

 

したがって、正しい選択肢はbとdです。

まとめ

・原始太陽は重力収縮で中心温度が上昇し核融合が始まった。

・核融合は太陽の中心核で起きている。

・太陽の主成分は水素(約70%)

・太陽は現在「主系列星」の段階にある。

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