共通テスト(理科) 過去問
令和7年度(2025年度)追・再試験
問89 (物理(第4問) 問6)
問題文
金属に、ある値より大きい振動数の光を入射すると、光電効果により電子(光電子)が金属から飛び出す。
図1のように、同じ金属でできた同じ大きさの極板AとBを、距離dだけ離して向かい合わせに平行に置いた。極板AとBに直流電源と電流計を接続し、極板Aを接地した。極板Aに振動数の大きい光を入射すると、回路に電流が流れる。これを光電流という。極板AとBの間の電圧によっては、光電流は流れなくなる。極板間には極板AからBに向かう電子が減速するように大きさVの電圧が加えられており、光電流を調整できるようになっている。光は単色光であり、極板Aのみに入射する。ただし、極板間の電場(電界)は一様で、放出された光電子による影響は無視できるものとする。
以下の問いでは、極板Aから飛び出した電子のうち極板Bに到達する電子を考える。
次の文章中の空欄( B )に入れる数値として最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
光電流が流れているときに、極板間の電圧を大きくしていくと、やがて光電流が流れなくなる。このとき、さまざまな振動数の入射光について、光電流が流れなくなる限界の電圧の値を記録していくと、図2のようなグラフが得られた。すべての点のできるだけ近くを通る直線を引く。その直線の傾きは( A )で表される。
極板の金属の仕事関数は約( B )となる。
ただし、m=9.1✕10−31kg,e=1.6✕10−19C,h=6.6✕10−34J・s,c=3.0✕108m/sとする。
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問題
共通テスト(理科)試験 令和7年度(2025年度)追・再試験 問89(物理(第4問) 問6) (訂正依頼・報告はこちら)
金属に、ある値より大きい振動数の光を入射すると、光電効果により電子(光電子)が金属から飛び出す。
図1のように、同じ金属でできた同じ大きさの極板AとBを、距離dだけ離して向かい合わせに平行に置いた。極板AとBに直流電源と電流計を接続し、極板Aを接地した。極板Aに振動数の大きい光を入射すると、回路に電流が流れる。これを光電流という。極板AとBの間の電圧によっては、光電流は流れなくなる。極板間には極板AからBに向かう電子が減速するように大きさVの電圧が加えられており、光電流を調整できるようになっている。光は単色光であり、極板Aのみに入射する。ただし、極板間の電場(電界)は一様で、放出された光電子による影響は無視できるものとする。
以下の問いでは、極板Aから飛び出した電子のうち極板Bに到達する電子を考える。
次の文章中の空欄( B )に入れる数値として最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
光電流が流れているときに、極板間の電圧を大きくしていくと、やがて光電流が流れなくなる。このとき、さまざまな振動数の入射光について、光電流が流れなくなる限界の電圧の値を記録していくと、図2のようなグラフが得られた。すべての点のできるだけ近くを通る直線を引く。その直線の傾きは( A )で表される。
極板の金属の仕事関数は約( B )となる。
ただし、m=9.1✕10−31kg,e=1.6✕10−19C,h=6.6✕10−34J・s,c=3.0✕108m/sとする。
- 2✕10−20
- 7✕10−20
- 2✕10−19
- 7✕10−19
- 2✕10−18
- 7✕10−18
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この過去問の解説 (1件)
01
解答 7✕10−19
解説
まず前問の解説の一部を引用します。
V=0のときの周波数をν=ν0とすると、③より
ν0 = W/h つまり W= hν0 …④
です。
図2からν=ν0の値を読み取ると、
ν0=1.1×1015 Hz
です。これと
h=6.6✕10−34J・s
を④に代入して、
W=6.6✕10−34J・s×1.1×1015 Hz
=6.6×1.1×10-19 J
≒7×10-19 J
となります。
よって答えは 7✕10−19 となります。
この選択肢が正解となります。
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