共通テスト(理科) 過去問
令和7年度(2025年度)追・再試験
問107 (化学(第3問) 問6)

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問題

共通テスト(理科)試験 令和7年度(2025年度)追・再試験 問107(化学(第3問) 問6) (訂正依頼・報告はこちら)

次の問いに答えよ。

図3は、天然の飽和脂肪酸CH3(CH2nCOOH(n=8,10,12,14,16,18)について分子量と融点(℃)の関係を示したグラフである。また図4は、炭素数18の飽和脂肪酸であるステアリン酸C17H35COOH(分子量284)と、炭素数18の不飽和脂肪酸であるオレイン酸C17H33COOH,リノール酸C17H31COOH,リノレン酸C17H29COOHの炭化水素基中の二重結合の数と融点の関係を示したグラフである。

b  図5は、4種の油脂ア〜エをそれぞれ加水分解して得られる脂肪酸A〜Fの含有率(質量パーセント)を示したグラフである。また、脂肪酸A〜Fは表1に示す6種の脂肪酸のいずれかである。
油脂アと油脂イは常温で液体であり、油脂ウと油脂エは常温で固体で、油脂ウは油脂エより融点が高い。脂肪酸Aがリノレン酸、脂肪酸Cがオレイン酸であるとき、脂肪酸Bとして最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。ただし、油脂の融点は、油脂に含有される脂肪酸の融点と含有率が反映されるものとする。
問題文の画像
  • ミリスチン酸
  • パルミチン酸
  • ステアリン酸
  • リノール酸

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この過去問の解説 (1件)

01

油脂ア・イは常温(25℃)で液体、油脂ウ・エは常温で固体で油脂ウは油脂エよりも融点が高いということが分かっています。

 

融点:油脂ア・イ<油脂エ<油脂ウ

 

図4より、飽和脂肪酸の融点は常温より高く、不飽和脂肪酸の融点は常温より低いです。

油脂を加水分解して得られる脂肪酸に、二重結合が多く含まれるほど、油脂の融点は下がります。

このことから、不飽和脂肪酸の含有率は油脂ア・イ>油脂ウ・エと考えることができます。

 

以上のことより、脂肪酸Bはリノール酸となります。

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