共通テスト(理科) 過去問
令和8年度(2026年度)本試験
問22 (化学基礎(第1問) 問8)
問題文
図3に示される食塩水から水を蒸留するための実験器具とその操作に関する記述として、誤りを含むものはどれか。最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
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問題
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共通テスト(理科)試験 令和8年度(2026年度)本試験 問22(化学基礎(第1問) 問8) (訂正依頼・報告はこちら)
図3に示される食塩水から水を蒸留するための実験器具とその操作に関する記述として、誤りを含むものはどれか。最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
- 枝付きフラスコに入れる食塩水はフラスコの容量の半分以下にする。
- 枝付きフラスコには沸騰石を入れる。
- リービッヒ冷却器の冷却水は上部から下部に流れるようにする。
- 三角フラスコとアダプターの間をアルミニウム箔で覆(おお)うが密閉はしない。
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この過去問の解説 (2件)
01
蒸留操作に関する問題です。
これは正しいです。
食塩水が沸騰によって三角フラスコに流れ込むのを防ぐため、枝付きフラスコの容量の半分以下にします。
これは正しいです。
突沸を防ぐため、加熱する枝付きフラスコには沸騰石を入れます。
これは誤りです。
リービッヒ冷却器の水は下部から上部に水を流します。
これは正しいです。
枝付きフラスコから三角フラスコにかけての系内は加熱されており、内圧が上がっているので密栓すると器具が破損する恐れがあり危険です。
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02
正解は、「リービッヒ冷却器の冷却水は上部から下部に流れるようにする。」です。
リービッヒ冷却器では、冷却水を下部から入れて上部から出すようにします。下から水を入れることで、冷却器の外管を水で満たしやすくなり、内側を通る水蒸気を十分に冷やすことができます。
この記述は適当です。
食塩水を入れすぎると、加熱して沸騰したときに液体が激しく動き、枝の部分から冷却器の方へ液体が流れ込むおそれがあります。
そのため、フラスコには余裕をもたせ、食塩水を容量の半分以下にして加熱します。
この記述は適当です。
液体を加熱すると、突然激しく沸騰する「突沸」が起こることがあります。
沸騰石を入れておくと、気泡ができるきっかけが生まれ、液体が急に激しく沸騰するのを防ぎやすくなります。
したがって、蒸留では加熱する前に沸騰石を入れておくことが大切です。
この記述は誤りです。
リービッヒ冷却器の冷却水は、下部から入れて上部へ流します。
下から冷却水を入れると、冷却器の外管に水がたまりながら上へ進むため、内部を冷却水で満たしやすくなります。
反対に上から下へ流すと、水がそのまま下へ流れ落ちやすく、冷却器の内部を十分に水で満たせない部分が生じるおそれがあります。
したがって、正しい流し方は下部から上部です。
この記述は適当です。
蒸留して得られた水を三角フラスコに集めるとき、アダプターの出口付近をアルミニウム箔で覆うことで、外からごみなどが入りにくくできます。
ただし、三角フラスコを完全に密閉してはいけません。
蒸留装置を密閉した状態で加熱すると、内部の圧力が高くなって危険だからです。蒸留の受け器は密閉しないことが基本です。
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