共通テスト(理科) 過去問
令和8年度(2026年度)本試験
問37 (生物基礎(第2問) 問2)

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問題

共通テスト(理科)試験 令和8年度(2026年度)本試験 問37(生物基礎(第2問) 問2) (訂正依頼・報告はこちら)

ヒトのからだの仕組みに関する次の文章を読み、後の問いに答えよ。

A  (a)ヒトの体内環境は、自律神経系や内分泌系の働きによって、一定になるように調節されている。例えば、寒いときには熱を発生させる反応が起こり、(b)暑いときには熱を放出する反応が起こることで、ヒトのからだは中心部の温度(以下、深部体温)を、一定の範囲に保とうとする。

下線部(b)に関連して、暑さによって発汗したときのからだの反応に関する次の文章中の( ア )・( イ )に入る語句の組合せとして最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。

大量の発汗によって体内の水分が失われると、体液の塩類濃度が上昇する。塩類濃度の上昇は、体温や血糖の変化と同様に、脳の( ア )と呼ばれる領域で感知され、ホルモンによって( イ )の促進などが起こることで調節される。
  • ア:間脳  イ:肝臓での物質の代謝
  • ア:間脳  イ:腎臓での水の再吸収
  • ア:中脳  イ:肝臓での物質の代謝
  • ア:中脳  イ:腎臓での水の再吸収
  • ア:延髄  イ:肝臓での物質の代謝
  • ア:延髄  イ:腎臓での水の再吸収

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この過去問の解説 (1件)

01

ア:間脳

視床下部には体液の浸透圧を感知する受容体が存在し、体液の塩類濃度(浸透圧)や体温、血糖量の変化を感知します。

中脳は、眼球の運動や瞳孔反射の中枢です。

延髄は心拍・呼吸運動・唾液分泌などの中枢です。

したがって、アに入る選択肢は間脳となります。


 

イ:腎臓での水の再吸収

大量の汗をかくと、体液の塩類濃度(浸透圧)が上昇します。

すると、間脳の視床下部から指令を受けた脳下垂体後葉がバソプレシンを分泌します。

バソプレシンは標的の腎臓に働きかけて水の再吸収を促進します。

これにより体内の水分の排出量が減り、浸透圧が正常範囲へと引き戻されます。


 

選択肢1. ア:間脳  イ:肝臓での物質の代謝

不適当です。

選択肢2. ア:間脳  イ:腎臓での水の再吸収

正解です。

選択肢3. ア:中脳  イ:肝臓での物質の代謝

不適当です。

選択肢4. ア:中脳  イ:腎臓での水の再吸収

不適当です。

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